AMG C63に試乗…その前にアーマーゲーという無教養な発音はやめよう
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 18
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私の試乗車は「C 63 S カブリオレ」だったが、今回はサーキットでのスポーツ走行も含まれていた。その4.2kmのコースはアップダウンときついコーナーからなる難コースで、しかも私は初めてのコースだったから、インストラクターに追いつくのがやっとだった。ドライブ・プログラムを「Sport」「Sport+」「RACE(C63Sのみ)」と切り替えつつ試すと、ESCはそれぞれに呼応した効果を発揮、コーナーでは絶妙なドリフトアングルを可能にしてくれた。
これとは反対に電子制御のLSDはコーナーの立ち上がりで確かなトラクションを提供、背中をグッと押されるような頼もしく、気持ちの良いコーナーからの脱出が楽しめた。そんなわけだから公道上でのパフォーマンスは余裕のカタマリで、通常のドライブ・シーンでは言うに及ばず、ワインディングロードをかなりのアベレージで飛ばすような時ですら、ブルメスター製オーディオを楽しめたほどだ。
オープンエア・ドライブと究極のスポーツ・パフォーマンスを同時に提供可能なC63 S カブリオレの欧州での価格は9万3950ユーロ~となっている。
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