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ゴーン社長インタビュー。燃費不正からクルマの魅力までツッコむ

ゴーン社長インタビュー。燃費不正からクルマの魅力までツッコむ

写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ

日産はユーザーに責任が無いのか?

2013年5月28日に放送されたTV番組「ガイアの夜明け」では日産と三菱が共同で軽自動車を開発するシーンが放映された。両社のジョイント・ベンチャーは2011年に株式会社NMKVとして設立され、企画の初期段階から“燃費でトップを狙うこと”が開発コンセプトとして合意されていた。開発と生産委託を受けた三菱自動車にとって、日産からの強い要望もあり、必死で開発に取り組む姿が映し出されていたのを覚えている。現在、番組のアーカイブは消されているが、これを見る限り日産にも社会倫理上の責任があるのではないだろうか。

不正が見つかった軽自動車のほぼ2/3の台数を占めるのが日産(デイズ/デイズルークス)で、ユーザーは日産車を信頼した上で購入しているはずだ。その意味ではユーザーに対する日産の道義的な責任は無視できない。法的には非がなくても、説明責任はあるはずだ。

そうこうしているうちに事態はどんどん進み、三菱自動車の益子会長(当時の社長としてNMKVを主導)は日産には非がなく迷惑をかけてしまったとお詫びしている。その直後に、日産は三菱自動車の要請を受けて資金援助すると発表したのだ。

私はこの、あまりにも出来過ぎたシナリオに違和感を覚えていた。三菱自動車の株価が急落し、日産はわずか約2300億円の資金で年生産台数約100万台のメーカーの経営権を手にしたのだ。ルノー・日産アライアンスに、三菱自動車の販売台数を合わせると世界のトップ三強(トヨタ・GM・フォルクスワーゲン)に近づく。経営者として、さすがゴーン社長! と思わせる電光石火の判断には脱帽だが、やはりユーザーや社会に対して、きちんと説明する必要があるだろう。

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