新型フリードにチョイ乗り。ハイブリッド+4WDも選べる多目的ミニバン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:市 健治
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:市 健治
この日はまだクルマにナンバーが付いていなかったのだが、会場となったツインリンクもてぎ敷地内の移動用の道路を少し走らせてみた。グレードは売れ筋の「フリード ハイブリッド G Honda SENSING」。50km/h前後までの、ちょうど市街地を走らせるような感じで走らせた。
まず静か。コンパクトカーやコンパクトカーから派生したSUVやミニバンは、うるさいというほどではないが、加速中は「ブーン」と積極的に聴きたくはないエンジン音を発する。特にハイブリッドだと音と加速が必ずしもリンクしているわけではないので、音がよけいに目立つ。普段はこのクラスだとそういうのは当たり前と思っているためにさして不満に思わないのだが、フリードは遮音の面で不利なはずのワンボックスにもかかわらず、エンジン音の車内への侵入がマイルドなので気に入った。今後はこれを基準にしてコンパクトカーでもうるさかったらうるさいと言おう。
これなら運転席と2列目や3列目の乗員が声を張り上げずとも会話が可能。運転中のお父さんが後ろで爆笑している妻と子供が羨ましくって「何をそんなに盛り上がってるの?」と尋ねるものの、もうその話題は終わっていて「え、何が?」と質問に質問でそっけなく返される……といった悲哀を味わう機会が減るだろう。静粛性こそ家族円満の秘訣なのだ!
ステアリングのギア比がクイックになった(+10%)こともあって、操舵に対する反応が素早く、キビキビ走らせることができる。そこはかとなく重心の低さを感じさせるのは、駆動用バッテリーが前席乗員の尻の下に配置されているからか。少なくともリアオーバーハングにあった先代よりもハンドリングによい影響を与えているはずだ。
まぁきわめて限定的な試乗なので、走りについて断定的なことは書けない。そのあたりは公道試乗の機会を待ちたいのだが、じろじろ眺めていろいろ触ってみた限りにおいて、フリードの完成度は高そうだ。最初からハイブリッドも選べるし、4WDを選んでもハイブリッドを選べる。価格はフリードのガソリンが188万円~、ハイブリッドが225万6000円~、フリード+はガソリンが190万円~、ハイブリッドが227万6000円~。
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