アウディ新型「A6アバント」が世界初公開。デザインも走行性もファーストクラスで日本上陸が待たれるも、内燃機関モデルなのに“A6”の謎

アウディ A6アバント

「世界で最も美しいステーションワゴン」との声も

そして、大きな話題となっているのはそのエクステリアデザイン。2024年に発売されたバッテリーEVモデルの「A6 e-tron」のデザインスキームとは大きく異なり、とくにグリルのデザインは同社のアイコンでもあるシングルフレームをより際立たせたもの。

空気抵抗係数を表すCd値が0.25という、A6内燃エンジンモデルのなかで最高の数値を叩き出している点にも注目です。

空気抵抗を減らせば走行安定性や燃費の向上が期待できると想像できますが、空力を追い求める姿がスポーティかつエレガントな美しさに貢献していることは間違いありません。

くっきりと張り出すリアフェンダーからハッチにかけてのラインは、かなりアウディらしい攻めっぷりを感じさせます。

そんな魅力的なエクステリアのせいか、SNSなどでは「シンプルで無駄がない」「世界中のワゴン車のなかでも最高に好き」という声や、「デザイン性も高く、3Lモデルならパワーも十分」といった、エクステリアとドライバビリティの両面を評価する意見も目立ちました。