【“ランクル300”が小さく見える】日産「パトロール」約20年ぶりに日本復活！ 規格外サイズ＆豪華内装で国産SUVの頂上決戦へ

日産パトロール（写真：編集部）

日本仕様は高性能版の3.5Lツインターボが濃厚

海外仕様では、3.5L V6ツインターボ（425ps／700Nm）と3.8L V6自然吸気（320ps／386Nm）の2種類のガソリンエンジンが設定されている。

25年5月に実施された、メディア向け国内試乗会で用意された個体が前者を搭載していたこと、さらに日産のフラッグシップSUVとして導入されることを踏まえると、日本仕様はツインターボ一本になる可能性が高い。

トランスミッションは9速ATで、駆動方式は全車4WD。駆動力を前後0：100から50：50まで自動制御する「オールモード4×4」を採用している。

インテリアはメイン市場である中東の富裕層を意識した豪華な仕立てだ。

日本文化にインスパイアされたというキルティングパターンのシートや、12スピーカーオーディオなどを装備。プッシュ式ATセレクターを採用したことで、インパネ周りはよりすっきりとした印象に仕上げられている。

シートレイアウトは全グレード共通で2-3-3の8人乗り。ボディサイズの余裕もあり、大人8人でも十分な居住空間を確保している。