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軽くて速いガヤルド・スーパーレジェーラ試乗

地鳴りのように唸る

コクピットを堪能したあと、エンジンに火を入れアクセルを踏みこむ。出だしの軽快感はこのクルマならでは。V10を背負っているとは思えないフットワークである。スッと動き出す感覚は2リッタークラスのライトウェイト・スポーツカーといったところだ。

ところが、ステアリングに装着されるパドルシフトで、彼ら自慢のeギアをシフトアップしていくとそのイメージはガラリと変わる。まるで獣が目覚めたごとく、V10エンジンが地鳴りのように唸りながらクルマを前に押し出す。思わずステアリングを握り直してしまうのは、ごく自然な行為だろう。いきなりのアクセルオンでは目が付いて行かないといった状態だ。

ただ、ステアリングに対するニュートラルなクルマの動きや、引き締められつつもそれほどピッチングを感じないサスのセッティングなど、徐々にその性格が見えてくると、このクルマが意外なほどコンフォータブルな気がしてくる。eギアのブリッピングを楽しみながら加減速を繰り返していると、思いのほか扱いやすいと思えてくるから不思議だ。確かに、同じランボルギーニでもこいつはムルシエラゴとは血筋が異なる。インゴルシュタットの血が入ることで、よりパッセンジャーライクに仕上がっているのは周知の事実だ。

とはいえ、このカタチでこのパフォーマンスを持つクルマなのだから、扱いに少々手こずっても誰も文句はいうまい。が、現実はそれほど構えることなく、正面切って付き合えるシロモノとなっている。まぁ、それも実用域のハナシで、サーキットに持ち込めば、それなりに手こずらされるのも想像の範囲ではある。

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