トヨタが認めた「センチュリーSUV」は年内登場。後席の豪華さはアルファード以上!?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 108
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 108
2023年6月21日、トヨタは新型「アルファード」「ヴェルファイア」を世界初公開しました。その日の主役はもちろん新型アルファード/ヴェルファイアでしたが、実はもうひとつ大きなトピックがありました。
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トヨタ自動車の取締役・執行役員であるサイモン・ハンフリーズ氏は、会見の最後に「究極のショーファーカーである『センチュリー』。そのセンチュリーさえも、大胆に変えようと、すでに動いているのです。年内には、トヨタのショーファーシリーズに新たなエディションが加わることをお伝えできればと思います」と話しました。
これが意味するところは、センチュリーのSUV版であると見られます。すでに多くのメディアがセンチュリーSUVの登場を予想していましたが、トヨタ自身がその存在を示唆したのはこれが初めてのことです。
年内にもその姿が見られると思われるセンチュリーSUVですが、どのようなモデルとなるのでしょうか? 現在判明している情報をまとめてみました。
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トヨタが誇るフラッグシップセダンであるセンチュリーは、政府関係者や皇室関係者、企業の役員などが利用することを想定して開発された、まさに日本を代表するショーファーカーです。
新車価格も2080万円とトヨタのラインナップのなかでは群を抜いて高額であるなど、そのほかのモデルとは明らかに一線を画した別格の存在となっています。
そのセンチュリーの名を冠するSUVが登場するということであれば、超高級SUVとして知られているロールスロイス「カリナン」やベントレー「ベンテイガ」などと並ぶ存在となるとも噂されてきました。
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しかし、現在判明しているセンチュリーSUVの情報から考えると、それらの超高級SUVと競合することはなさそうです。
センチュリーSUVのベースとなるのは、2023年2月に北米で発表された「グランドハイランダー」のようです。
グランドハイランダーは全長5116mm×全幅1989mm×全高1781mmという巨大なボディを持つ3列シートSUVであり、そのプラットフォームはセンチュリーSUVの堂々たるボディを実現するには最適です。このことから、センチュリーSUVはグランドハイランダーに匹敵するボディサイズを持つことは確実と言えそうです。
ただ、グランドハイランダーのメインターゲットはファミリー層であるため、現地での新車価格も4万4505ドル(約620万円)からと手頃です。
センチュリーSUVが機能や装備の面でグランドハイランダーを大きくしのぐことは間違いありませんが、アンダー1000万円のモデルと共通のプラットフォームに対して、機能装備の追加だけで、カリナンやベンテイガと同レベルの3000~5000万円クラスの超高級SUVとするのはあまり現実的ではありません。
また、後述のとおり、パワートレインには既存のものが流用されると見られるため、センチュリーSUVの新車価格は1000万円台前半からとなる可能性が濃厚のようです。
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センチュリーSUVに搭載されるのは、レクサス「LS」などに搭載されている3.5L V型6気筒ハイブリッドとなるようです。駆動方式は全モデル4WDの「E-Four」となる見込みで、SUVとして一定の悪路走破性能も担保されているようです。
内外装は現行のセンチュリーのイメージを踏襲するものの、ショーファーカーとしてのニーズがほとんどであるセンチュリーに対して、センチュリーSUVはオーナーズドリブンカーとしてのニーズも高いことから、ドライバビリティや前席の快適装備も高いレベルを目指すとされています。
もちろん、後部座席の快適性はセンチュリーと同等以上のものになると見られます。それどころか、センチュリーSUVは全長5mを超えるボディでありながら後席は専用のキャプテンシートが2席というぜいたくな空間設計となり、室内高も高いことから、圧倒的な室内空間と豪華装備により後席の快適性はアルファード以上となる可能性が濃厚です。
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そのほか、安全運転支援システムやデジタル装備も最新のものが搭載される見込みです。
一方、このスペック・仕様であれば、センチュリーSUVは一般的な高級SUVの域を出ません。「センチュリー」の名を冠する以上、なんらかのかたちで「別格」の存在を示すサプライズが必要があることは、トヨタ自身が最も理解していることでしょう。
そのため、センチュリーSUVにはサプライズを起こすなんらかの“プラス・ワン”があると見られます。プラス・ワンが何かはまだ判明していませんが、それだけセンチュリーの名がトヨタにとって重要なものであることは疑う余地はありません。
順当にいけば、センチュリーSUVは10月に開催される予定の「ジャパン・モビリティ・ショー2023」でその姿を拝めるかもしれません。
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