【新型プレリュード試乗速報】ハンドリングはまさに“バーチャルタイプR”。S+シフトの快感と衝撃価格、限定100台の価値とは?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:本田技研工業 26
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:本田技研工業 26
話を戻そう。ホンダの各モデルに採用される横滑り防止装置を活用したいわゆるブレーキLSDといえる「アジャイルハンドリングアシスト(AHA)」がプレリュードにも備わるのだが、作動領域を拡大して旋回の初期から制御が入るようになった。
とにかく曲がりたがると感じた特性はこれによる部分が大きいと思われる。やや人工的に曲がっていくようで、運転がうまくなったように感じるタイプのハンドリングともちょっと違う。ハンドリング・ギークが作った印象。
コースが基本的に平滑路面ばかりなので乗り心地については限定的な印象しか得られなかったが、コンフォートモードでは十分にソフトで、スポーツモードは引き締まった印象になるものの、タイプRよりはずっと平和が維持される。
プレリュードはホンダがもつ最もオタクな部分が盛り込まれたクルマだ(賛辞)。電動であることを最大限活用し、実際のペース以上にドライバーの高揚感を引き出すクルマといえる。バーチャルタイプRだ。
一方でコンフォートモード、S+シフトオンにすればトルキーな大人っぽいGTカーになるというその振れ幅がこのクルマの価値だと感じた。
インテリアは使われている素材の質感は高いし、各デバイスの使い勝手もよいのだが、中華タブレットみたいな事務的なディスプレイのデザインをはじめ、ややスペシャルティ感に欠けると感じた。シビックとはガラリと変えてほしかった。
プレリュードはワングレードで価格は617万9800円。ボディカラーがムーンリットホワイト・パールでルーフがブラックの2トーンとなる「リミテッドエディション」が30万円高の648万100円で設定される。オンライン販売のみ、初年度限定、100台のみとの噂。
シビック e:HEVが400万円台であることを踏まえると高いとは思うが、本当に欲しい人をふるいに掛けるということでよいのではないだろうか。安くして人気が出たって待たせるだけだし。
(おわり)
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