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日本車が売れない!? ヒョンデとキアの圧倒的存在感。韓国のリアルなクルマ事情とは

日本車が売れない!? ヒョンデとキアの圧倒的存在感。韓国のリアルなクルマ事情とは

登録台数2位 キアのラージMPV「カーニバル」

輸入車はミドルサイズ以上のモデルが人気

日本車については、トヨタとレクサスを合算すれば輸入車全体の4位に浮上するため、健闘していると評価できる。

このことについて、トヨタモーターコリアの担当者によれば、シェアこそ限定的であるが、顧客ファーストのセールスとサービス体制に力を入れてきた成果が評価されつつあるという。

韓国国内にあるトヨタの研修センターでは、ブランド理解に加えて、整備・板金塗装・コーティングまで実践的に訓練できる施設を備えており、販売店では顧客の愛車をトータルでサポートできる体制づくりに取り組んでいる。

このようなサービスの質も認知されつつあり、徐々に存在感を高めている。ただし、アウディと同程度の販売台数であることを踏まえると、世界のトヨタであっても、韓国では依然として少数派であることに変わりはない。

韓国の主要な乗用車メーカーは、ヒョンデ、キア、KGモビリティ、GMコリア(シボレー)、ルノーコリアの5社であり、大衆向け車種はこれらのブランドが市場をほぼ掌握している。

輸入車市場は日本と同様に高級車が中心であり、人気車種はボディサイズが大きめである。

そのため、ホンダは北米向けの「オデッセイ」やSUV「パイロット」など、ミドルサイズ以上のモデルのみを展開している。

トヨタも、「ハイランダー」や「シエナ」といったラージサイズの北米モデルに加え、「プリウス」「アルファード」「カムリ」「クラウン(クロスオーバー)」などのミドルサイズ以上の車種に絞って導入している。

日本車が得意とする小型車で勝負できないことが、韓国市場での苦戦の一因ともいえる。

(次のページに続く)

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