ミラージュ1.2L試乗、実直マジメな実用車
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:中野 英幸
乗り込んでみると、エクステリアと同様にインテリアも改良されていることがわかる。ただし、たとえばこれまでなかったETC機器の設置場所が用意されるなど、ようやくライバルと同等になったという感も拭えない。厳しく言えば、やっとスタートラインに立つことができた。
というパッとしない印象は、1.2Lエンジンを始動して5分、10分と走るにつれて、次第に好転していく。信号待ちから力強くボディを押し出してくれるこのエンジンは、なかなか頼りがいがある。低回転域でのピックアップもよく、回転を上げるにつれてナチュラルにパワーが盛り上がる。
スペックを見ると、1.2Lエンジンの最高出力は78ps/6000rpm、最大トルクは100Nm/4000rpm。1.0Lエンジンがそれぞれ69ps/6000rpm、86Nm/5000rpmであるから、スペック上でも1.2Lエンジンが低回転域から豊かなトルクを発生していることがわかる。
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