車のバッテリーが上がった際に取れる対応法。主な原因と防止策も紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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では、車のバッテリーが上がってしまった時はどのように対処すれば良いのでしょうか。走行中や停車中にバッテリーが上がってしまうと事故を誘発する恐れもあります。あらかじめ対処法を把握しておくことで、いざという時でも冷静に対応できるでしょう。
近くに正常な車(救援車)がいれば、直接バッテリー同士を「ブースターケーブル」で接続することで電気を分けてもらうことができます。この方法を「ジャンピングスタート」と言います。
ジャンピングスタートのやり方
1.救援車をブースターケーブルが届く位置に止めてエンジンを停止する
2.バッテリーが上がった車のプラスに接続
3.救援車のプラスに接続
4.救援車のマイナスに接続
5.バッテリーが上がった車のマイナスに接続
(バッテリー端子ではなくエンジンの金属部分などでも可。ショートして火花が出るのを防ぐため)
6.救援車のエンジンをかける
7.バッテリーが上がった車のエンジンをかける
無事にエンジンがかかれば、接続とは逆の順番でブースターケーブルを外します。この際は、まだバッテリーが十分に充電されていない場合があるため、エンジンを止めないようにしましょう。
ジャンピングスタートはあくまで応急処置です。エンジン始動後は近隣のガソリンスタンドやディーラーなどで整備を依頼しましょう。
近くに救援車がいない場合は、「ジャンプスターター」を使用しましょう。ジャンプスターターとは、故障車のバッテリーと接続して充電することができる小型のモバイルバッテリーです。カー用品店などで、容量に応じて5,000円~25,000円程度で購入できます。
山間部や郊外などで救援車が期待できない場合は非常に便利なので、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。ただし、ジャンプスターターを用いた方法も、ジャンピングスタートと同様応急処置なので、エンジン始動後は早めにメンテナンスを受けることが大切です。
バッテリーは消耗品であるため、使用するに従い劣化していきます。「エンジンがかかりにくくなってきた」「ヘッドライトやウインカーが暗くなってきた」「パワーウィンドの動きが遅くなってきた」などの症状が現れた場合は、事前にバッテリーを交換しましょう。
バッテリーの交換はユーザー自身で行うことも可能です。しかし、自分の車に適したバッテリーを調べる必要があり、感電やショートのリスクもあるため、ユーザー自身での交換はおすすめできません。まだ車が自走できる状態であれば、ガソリンスタンドやカー用品店などで専門スタッフに依頼した方が確実です。
近場に救援車がおらずジャンピングスタートが利用できない、ジャンプスターターも所持していない場合は、ロードサービスを利用しましょう。ロードサービスへの連絡は電話やメール、専用アプリから行うことが可能です。
ロードサービスで有名な「JAF」では、事前に会員になっていれば無料でサービスが利用できます。バッテリー上がり以外でもガス欠やインロック、パンクなどにも無料で対応してもらえるため、トラブルに備えて入会しておくのもひとつの方法です。
また、任意保険に加入している場合は、保障内容や特約によっては無料でロードサービスを利用できる可能性があるため、事前に調べておくと良いでしょう。
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