パナメーラ最強モデルのターボ S E ハイブリッド、助手席速攻試乗レポート

2.3トンの重量級でターボを上回るパフォーマンス

バッテリーは、パナメーラ 4 E ハイブリッドと同様に、14.1kWhの蓄電容量を持つリチウムイオン・バッテリーを搭載。130kgの重量も共通だ。さらに合計で260kgのハイブリッド・システムや、様々な装備が加わり、車両重量は2310kgと、パナメーラ・ターボを315kgも上回る、かなりの重量級ボディとなっている。

しかし、電気モーターによるブーストが発進時から効果を発揮することで、このパナメーラ・ターボS E-ハイブリッドは、0-100km/h加速が3.4秒、100-200km/h加速は8.3秒、最高速度は310km/hと、パナメーラ・ターボの3.6秒、9.2秒、306km/hという数字をはるかに上回るハイパフォーマンスを達成したのである。