ダイハツ「タント」 唯一無二のミラクルオープンドアを採用する軽スーパーハイトワゴン
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ工業 64
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まず「普通のタントにするか、それともタントカスタムにするか?」というのは、単純にデザイン等に関する「好みの問題」ですので、ここでは検討しません。お好きなほうを選べばよろしいかと思います。
問題は、大きく分けて3つあるグレード(廉価版自然吸気と中間グレード自然吸気、そして最上級ターボ)のうち、どれを選べばいいのか? ということでしょう。
まず普通のタントの最廉価グレードであるLは、スマートアシストこそ標準装備ですが、その他の各種装備類のレベルがさすがにややショボいため、あまりおすすめはしません(カスタムLはそんなにショボくはないのですが)。
となると、残るは「ノンターボエンジンを搭載する中間グレードのX(カスタムX)か、ターボエンジンを積む最上級グレードのXターボ(カスタムRS)」ということになりますが、結論としては、ノンターボ中間グレードのXまたはカスタムXがもっとも好バランスではないかと考えます。
最上級グレードのターボエンジンも、また最上級グレードならではの装備類ももちろん魅力的ですが、現行型のタントはノンターボのエンジンでも十分パワフルですし、そもそもぶっ飛ばすタイプの車ではないため、多くの人は「ノンターボでも十分だな」と感じるはず。中間グレードですと全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールを付けられないという難点はあるのですが、タントを使って高速長距離巡航をする人も少ないでしょうから、無くても大勢に影響はないかと思う次第です。
タントのライバルとなるのはホンダ「N-BOX」とスズキ「スペーシア」、それに日産「ルークス」あたりでしょうか。どれもが素晴らしい軽スーパーハイトワゴンです。
しかしタントは「ミラクルオープンドア」という、唯一無二の特徴を有している車です。そこが「自分のライフスタイルに合うだろうな」と感じるならば、現行型タントは選んで損のない大変に便利な車です。ぜひ前向きにご検討されることをおすすめいたします。
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【 ダイハツ タントのその他の情報 】
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