アクセラが大幅改良。新採用1.5Lディーゼルの走りもチェック
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
また、ディーゼルエンジンに以前から備わっていたピストン内部にダイナミックダンパーを備えてコンロッドの伸縮を抑え、振動とノック音を減らす「ナチュラル・サウンド・スムーザー」に加え、今回新たに燃料の噴射間隔を0.1ミリ秒単位で調整することでノック音を減らす「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」も加わり、ディーゼル特有のカラカラ・サウンドの低減が図られている。
ただし最近はヨソも優秀。PSAの1.6Lディーゼルはアクセラの1.5Lディーゼルよりもスムーズかつ静かで、308に積まれた場合、(少なくとも体感的には)動力性能でもアクセラを上回る。ミニの1.5Lディーゼルも、3気筒なのに驚くほど静かでスムーズだ。適価で出来の良い小排気量ディーゼル搭載車をお探しならば、そのあたりも試乗してから決めるべき。
今やマツダはマニアックな社員がマニアックなクルマ好きに向けてクルマをつくるブランドとなった。これはマツダが選択した戦略でもあるが、そこにしか活路がなかったとも言える。近頃の自動車のトピックといえば自動運転かPHV、EV、FCVといった次世代技術ばかり。どれも開発に途方もないコストがかかるため、グローバルでも年間販売台数150万台規模のマツダがすべてを自力開発することはできない。自動では動かないし、電気仕掛けでもないけれど、運転して心地良い、ドライバー(人間)中心のクルマづくりに徹しようというのが彼らの生き残り戦略なのだ。ということは、いつかレベル4の完全自動運転が実用化されれば話は別かもしれない。だが人間による運転が必要な時代のうちは、マツダを選ぶ意味があるということではないだろうか。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
テインからマツダ『RX-8』(SE3P)用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
【ハーレー】6/1・2に横浜で開催される「BLUE SKY HEAVEN 2024」の会場マップ&最終タイムテーブルを公開!
トヨタディーラーで家電・用品のレンタルサービス トヨタモビリティパーツが提供
トヨタで“一番売れてる”「ミニバン」はなぜ人気!? デビュー3年目も「ノア/ヴォクシー」絶好調の理由はなに? 試してみて分かった優位点とは
自転車の空気入れでもOK? バイクのタイヤへ空気を入れる方法
V6水素エンジンで340馬力超 次世代スーパーカー市販化の可能性 アルピーヌ公道走行も可
ホンダ「ライフ ステップバン」を400ccに排気量アップ! 内外装もひとまずレストア完了して5MTに換装予定です
公取委が「下請いじめ」防止へ法改正検討、トラック荷主の運賃「買いたたき」も規制強化[新聞ウォッチ]
ピニンファリーナの次世代電動SUV『プーラ・ビジョン』、欧州初公開 5月24日
「後席シートベルト」なぜ装着率が低い? 高速道路の渋滞でも外すのはNG! 危険すぎる“非装着”の実態とは
停車中に動かない? なぜバイクにはクルマのようなパーキングブレーキがないのか?
アレイシ・エスパルガロ、今季限りでMotoGP引退。カタルニアGPで発表
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった