【いよいよ明日から!】ガソリン補助金が減額。値上げ状況・暫定税率廃止など知っておくべき点をまとめた
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 100
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さて、クルマユーザーの最大の関心は「今後ガソリンは安くなるのか?」という長期的な視点です。
ガソリン価格の変動を予想することは容易ではありませんが、長期的に見てその可能性は低いことは間違いありません。
その最大の理由は、日本が非産油国であることです。
日本は原油のほぼ全量を海外から輸入しており、その大部分が中東に依存しています。
また、そうした状況であるにもかかわらず、日本は世界トップクラスのガソリン使用量を誇る国でもあります(※2023年は6位)。
もし、中東で政変などがあって原油の輸入量が制限された場合、日本はたちまち国家の危機を迎えることとなります。
石油依存の脱却を図るために、原子力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入、そしてBEVの普及を進めているわけですが、それぞれに課題があるのも事実です。
いずれにせよ、こうしたなかでガソリンの使用を促進するような政策をとることはまず考えられません。
冒頭の「燃料油価格激変緩和補助金」は、あくまで急激な価格の変動を避けるためのものであり、ガソリンそのものを値下げするという性格のものではありません。
ガソリンは日本人の生活に深く関わるものであることから、少しでも安くなってほしいというのが多くの庶民の本音です。
しかし、日本の置かれた状況から逆算すると、ガソリンが安くなるようなストーリーは考えにくいというのが実際のところです。
>>補助金減額のスケジュールやガソリン&軽油価格の推移を見る
(終わり)
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