【アルヴェルオーナー必見】「レグノ」の新作「タイプRV」は、後席の快適性爆上がり+運転も楽しめるタイヤだった
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏/写真:ブリヂストン 6
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏/写真:ブリヂストン 6
そんな中で、レグノはどんなタイヤか。
静かで、乗り心地が良くて、快適なタイヤということに尽きるだろう。幅広い商品ラインナップを誇るブリヂストンの中でも、最も快適性を突き詰めたタイヤであり、快適な移動を求める人に向けた最高峰のプレミアムなタイヤである。
ただ、近年はそんなレグノにも少し変化が起きている。
2024年にレグノは世代交代し「GR-XIIIシリーズ」へと進化。まずはレグノの原点であるセダン用タイヤ「GR-XIII」がデビューしたのだが、これまで通りの静粛性と乗り心地を極めつつ“走行性能”についてもアピールされている。
単に快適なだけでなく「応答性のいいハンドリング」も手に入れたのだ。とは言え、それはスポーツタイヤのようにシャープさや絶対的なグリップを際立たせたわけではなく、磨かれたのはハンドル操作に対する素直な反応。
“反応遅れ”をなくすことで“ハンドルの切りすぎ”や“それに対応するための修正”を減らし、ドライバビリティを高めると同時に同乗者にとっては揺れが少なく快適な移動にも貢献するものである。
また、この「レグノGR-XIIIシリーズ」には、技術的にも革命的な進化が起きた。それが「ENLITEN(エンライトン)」だ。エンライトンは、タイヤをこれまでよりも「薄く」「軽く」「円く」作ることで、タイヤとしての性能を次のステージへと高める基盤技術である。
そのハイライトは、タイヤの断面が薄くなったこと。薄くなったことでしなやかに変形するようになり、接地を最適化してハンドリングやグリップを向上するほか、振動入力を低減し音を吸収するなど快適性能も高まった。
また断面が薄くなったことはタイヤの軽さに繋がり、ハンドリングを向上させるほか、タイヤに使われるゴムを減らして省資源化にもなっている。今の時代に求められる性能といえるだろう。
このエンライトンは、(新車装着タイヤを除くと)「レグノGR-XIII」が初採用であり、今後はブリヂストンの他商品にも広がっていく予定だ。
(次ページに続く)
>>「レグノ GR-XIII TYPE RV」を写真で詳しくチェックする
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