待望の“安っぽくない”ステップワゴン「エアーEX」5月登場。330万円までなら“買い”な理由
掲載 carview! 文:編集部 64
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では、ライバルと目されるノア/ヴォク、さらには日産「セレナ」と比較して“買い”と言えるのだろうか。まず、ステップワゴンの強みとしては広々としたインテリアが挙げられる。
室内高と幅はクラストップだし、シート等に明るいファブリックを使っているエアーは視覚的にも広さを感じる。
一方、安全装備や運転支援システムにはほとんど差がないが、ノア/ヴォクでは渋滞での操作負担を更に軽減できる「トヨタチームメイト」を装着できるので、そのあたりはアドバンテージになるかもしれない。
ただし、ステップワゴンは同乗者が酔いにくい安定した走行性能や居住空間が追求されており、具体的には頭の揺れを低減するためにアクセルやブレーキが滑らかに作動するように設計されていたり、圧迫感の少ない広い視界が追求されていたりする。家族のことを考えると嬉しい配慮と言えるだろう。
最後に価格の面では、ステップワゴンエアー EXが現状未公表。参考まで、同等レベルの非ハイブリッド上級グレードで見ると、ノア「S-Z 2WD」332万円、ヴォクシー「S-Z 2WD」339万円、セレナ「XV 2WD」298万7800円となっている。
一見、セレナの安さが目立つが、安全装備を充実させると約50万円の高額なセットオプション装着が必要となる場合もあるので要注意。そして、現行のステップワゴンエアー 2WDは316万9100円なので、エアー EXが330万円をやや超えるくらいの価格なら、十分「買い」と言えるのではないだろうか。
(終わり)
(写真:トヨタ、日産、ホンダ、スズキ)
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