「なぜソリオではなくルーミーを買うのか?」 クルマ選びで見落しがちな“本当の安さや利便性”の正体
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 375
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もちろん現行型スズキ ソリオにしても車両価格200万円前後からの、あえて言うが「安手の小型車」に過ぎないため、その乗り味は「めちゃめちゃイイ! 感動した!」と騒ぐほどのものではない。
だが軽量・高剛性な車台とボディは、このクラスとしては非常にしっかりしている。
そして愚直な力強さと静粛性を発揮する最高出力91psのマイルドハイブリッド機構付き1.2L直4エンジンも、価格と車格を考えれば十分以上にいい仕事をしてくれる。
さらにデュアルカメラブレーキサポートなどは普通に全車標準装備で、さまざまな部分の細かな使い勝手も、当然ながら考え尽くされている。
一方のトヨタ ルーミーは、「さまざまな部分の細かな使い勝手も、当然ながら考え尽くされている」という部分こそスズキ ソリオとおおむね同様だが、車台とボディはいささか頼りないニュアンスを伴っており、中心となる1L直3自然吸気エンジンはハッキリ言って非力で、アクセルペダルの微妙な踏み方による速度コントロールも行いづらい。
「ならばパワフルなターボ付きエンジンのグレードで!」と思うと、今度はスズキ ソリオよりも車両価格が高くなってしまう。
それなのになぜ多くの人はソリオではなくルーミーを選ぶかといえば、まずは「トヨタのディーラーは近所にあるが、スズキのディーラーはないから」という身もフタもない話が一番の理由だとは思うが、そのほかには「ルーミーのほうが安くて便利そうに見えるから」という理由もあるのだろう。
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