スバル「XV」試乗。長距離のんびりクルーズが得意だが燃費が気になる
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 154
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全体的にバランスの良さ感じたXVですが、気になるところもありました。モーターで発進してエンジン駆動へ切り替わる時のショックと、アイドリングストップからエンジン始動する際の振動がやや大きめと感じました。このあたりは今後の熟成に期待したいところです。
高速6割、一般道4割くらいの走行で11.8km/Lと、ハイブリッドとしては燃費があまり伸びなかったのも気になります。バッテリーを積んでいる関係上、燃料タンクが43Lと小さめのため、燃料計がわりと早いペースで減っていきます。
また本革シートですが、運転席は1時間ほどで腰に違和感を感じました。長距離をのんびり走るのに向いていそうと感じた編集的には、この2点がよくなるとXVの魅力はさらに高まるように思えました。
ライバルにはクーペライクな個性的フォルムと走りの良さが光るトヨタ「C-HR」、スタイリッシュで大人っぽい雰囲気を持つマツダ「CX-30」、室内空間の広さと独特のシートアレンジで実用性が高いホンダ「ヴェゼル」などが存在し、いずれも安定した販売台数を誇っています。SUVらしいギア感のあるフォルム、視界の良さ、ゆったりとした乗り味、そしてスバルの強みである4WDを備えたXVも善戦中で、このクラスを検討中の方はどのモデルも個性的で頭を悩ませそうです。
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