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Cクラスの前身「190E」をリフレッシュ、その味は?

「こいつは今でも快適な実用車として使える」

今回、その190Eを新車に近い状態までリフレッシュさせるというプランが、MBJ(メルセデス・ベンツ日本)によって遂行された。ベースになったのは最終モデルたる1993年型190Eで、そこに同社の習志野PDC(部品センター)にある300点の新品および純正再生パーツを投入し、熟練メカニックの50時間におよぶ作業で交換した、というものだ。

その交換パーツは、ウォーターポンプやオルタネーターといった機械部品から、インテリアのシートクッション、同表皮、ダッシュボードのウッドパネルなどにも及んだという。

それに加えて、ボディ外板を当時の純正カラー、ミッドナイトブルーに全塗装したが、その塗装に費やされた時間は、前期の作業時間、50時間には含まれていない。

こうしてリフレッシュが完成した190Eを、短時間ながら試乗することができたが、その印象をひとことで表現すると、「こいつは今でも快適な実用車として使える」というものだ。

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