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トヨタ「ライズ」の牙城を崩せるか? 「フロンクス」、「WR-V」、「クロスビー」が挑む“ちょうどいいサイズのSUV戦線”

トヨタに正面から挑む新型SUV開発はリスクが高すぎる

ライズはダイハツで生産されていることもあり、他のトヨタ車のように「新規受注停止」などの影響を受けにくい点も強みです。発注制限もなく、同じくダイハツ製OEMであるルーミーと並び、販売店にとって“自由に売れる推奨モデル”の位置づけになっています。

昨今トヨタ車といえば納期の長さが“唯一の弱点”とされますが、ライズに限ってはその心配がほぼありません。発売から7年目に入ろうとしている今も人気が衰えないのは、まさにその安定供給体制と、絶妙なサイズ感がニーズにマッチしているからでしょう。

この状況は裏を返せば、“ライズのニーズを完全に満たすライバルが存在しない”ことの証でもあります。スズキがクロスビーで一矢報いようとしても、販売ネットワークの規模やブランド力でトヨタに迫るのは容易ではありません。

かつては他メーカーもトヨタに正面から挑む新型SUVを投入し、販売台数競争を繰り広げていました。しかし、近年の国内市場は縮小傾向が強まり、競合を出しても十分な販売ボリュームを確保しづらいのが現実です。そのため、各社が慎重な商品戦略を取らざるを得ず、“ライズと真正面で戦う”という選択肢は事実上リスクが大きすぎるのです。

結果として、ライズは「5ナンバーSUVの王者」としてのポジションを守り続けています。フロンクスや新型クロスビーが登場しても、まだライズという壁は高いまま――。それこそが、国内コンパクトSUV市場のいまを象徴しているといえるでしょう。

(終わり)

(写真:スズキ、トヨタ、ホンダ、ダイハツ)

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