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トヨタ「ライズ」の牙城を崩せるか? 「フロンクス」、「WR-V」、「クロスビー」が挑む“ちょうどいいサイズのSUV戦線”

ライズの最大の魅力は「5ナンバーサイズ」であること

ライズ購入者の特徴として目立つのが、いわゆる“ダウンサイザー”と呼ばれる層です。これは、おもに社会人としてセミリタイア、あるいはリタイアした人などが、これまで乗っていたクルマよりもサイズや排気量を小さくした新車に乗り換える傾向を指します。

こうしたダウンサイザーの中には、最上級グレードにオプションを多数装着して購入するケースも少なくありません。

2021年11月にはハイブリッドが追加されたほか、FFモデルは1.0Lガソリンターボから燃費重視の1.2L自然吸気へ変更。1.0Lターボは現在も人気が高く、中古価格は高めに推移しています(現行4WDは引き続き1.0Lターボを搭載)。

装備を充実させた最上級グレードを選ぶ人も多く、「それなら『ヤリスクロス』も候補に…」という気もしますが、5ナンバーサイズにこだわるユーザーがライズを選んでいます。

同じ5ナンバーサイズのスズキ「クロスビー」も存在しますが、ライズがより幅広い層に受け入れられている理由はいくつかあります。まず、デザインの“クセのなさ”。クロスビーは丸みを帯びた愛嬌あるスタイルが魅力ですが、好みが分かれるデザインでもあります。一方のライズは直線基調でSUVらしい力強さがあり、男女や年齢を問わず選びやすい。

さらに、トヨタの販売力とブランド信頼性も無視できません。「はじめてのSUV」としても安心して選ばれ、全国の販売網によって安定的に供給される点が、ユーザーの購買心理に強く響いています。

これに対し、ホンダが投入したWR-Vはヴェゼルとほぼ同じ3ナンバーサイズ。とはいえ、FF専用・ハイブリッド非設定という割り切った仕様にした結果、特に最廉価グレードが売れました。このグレードは軽自動車「N-BOXカスタム」と支払総額が近く、一時期は“年単位の納期待ち”になるほどの人気ぶりでした。

ホンダとしては中間〜上級グレードを販売の中心と想定していたため、生産比率もそこに寄せていたものの、実際には想定を大きく上回る形で最廉価グレードに注文が集中したのです。ライズが“フル装備の上級志向”で人気を維持しているのに対し、WR-Vは“軽自動車並みの支払総額で手に入る普通車”として注目されたことが対照的です。

(次のページに続く)

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