トヨタ「ライズ」の牙城を崩せるか? 「フロンクス」、「WR-V」、「クロスビー」が挑む“ちょうどいいサイズのSUV戦線”
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 51
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インドからの完成車輸入モデルとなるコンパクトクロスオーバーSUVのスズキ「フロンクス」が日本発売されてから、まもなく1年を迎えようとしています。
自販連(日本自動車販売協会連合会)によると、2025年上半期(1月〜6月)の累計販売台数は1万882台(月販平均約1813台)で、登録車中36位。月販目標台数1000台の倍近くと、スタートは上々とみていいでしょう。
筆者が2025年1月にインド・デリーを訪れた際も、フロンクスは街のあちこちで目にするほどの人気ぶりでした。さらに、インドネシアでも2025年5月から現地生産モデルが発売され、地元メディアから「スズキの看板車種になるのでは」と評されるほどの好調ぶり。
一方で、2024年3月末には同じくインドからの完成車輸入モデルとして、ホンダ「WR-V」が国内正式発売されました。自販連による2025年上半期の販売台数は1万6610台(月販平均約2768台)。発表時の月販目標3000台にはわずかに届かないものの、堅調な推移といえます。
WR-Vの日本導入には「トヨタ『ライズ』のようなモデルが欲しい」という販売現場からの要望が背景にあったといいます。
一方、2019年11月に登場したライズはダイハツ「ロッキー」の兄弟車で、5ナンバーサイズのコンパクトクロスオーバーSUV。ダイハツが開発・生産を担当し、トヨタ向けのOEM(相手先ブランド供給)車として供給されています。
2025年上半期は4万8269台(月販平均約8044台)を記録し、登録車では第5位。途中、ダイハツの認証問題による出荷停止期間もありましたが、デビュー以来、安定してヒットモデルの座を守り続けています。
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