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乗ればすぐに判る!? STIチューンエクシーガ

クルマに一本“芯”が通った感覚

辰巳氏がその話の中で良く使う表現として、
「単にボディやサスペンションを固めるのではなく、固めるべきところは固め、いなすべきところはいなす」
というものがある。我々は剛性が何%アップしたか? というところに目を奪われがちだが、辰己氏いわく大切なのは、“固さと柔らかさのバランス”なのだ。そしてこれを実現することによって、常に4つのタイヤに高い接地性を与え、優れた走りが生まれる。

国道20号から調布インター料金所までのカーブに入っていく。こんなシチュエーションはよくある日常的な光景だが、こうしたシーンですらハンドリングが明らかにノーマルより優れており、運動性能がしっかり作り込まれていることが存分に判る。我々ジャーナリストは良く、限界域でのダイナミクス性能の良さを記すことがあるが、そうしたクルマは例外なく普段乗りにおける乗り味走り味に深みがあり、良いなぁと思える印象を与える。
このエクシーガ2.0GT tuned by STIもまさに同じ、なのだ。

その後中央道を経由して河口湖ICまで走らせたが、エクシーガ2.0GT tuned by STIはノーマルとはひと味違う、矢のような直進性を披露してくれる。何かこう、クルマに一本“芯”が通った感じがあるのだ。

さらに中央道の途中にある談合坂辺りまで続く高速ワインディング区間では、エクシーガ2.0GT tuned by STIの本領が発揮される。カーブに併せてステアリングを動かせば常にリアのサスペンションが頼もしい粘りを存分に伝えてくれる。

リアのサスペンションがしっかりとした印象を与えるクルマは例外なくフロントの舵が忠実かつ正確に効く。エクシーガ2.0GT tuned by STIはまさにその典型で、操舵すると狙い通りのラインをピタリとなぞっていく。だから自信を持って操舵していけるし、操舵自体に快感がある。それは例えば雨の日のカーブでも、である。僕は実際にこのエクシーガ2.0GT tuned by STIを2回、ほぼ同じコースで試乗しているが、天候の善し悪しに関わらず、そこに不安を感じることがないどころか、むしろどんなシーンでも積極的に曲がりたくなる気持ちにさえなれたのだった。

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