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“軽さ命”のスズキはなぜ新型SUV「eビターラ」に重いBYD製バッテリーを採用したのか? その戦略を読み解く

「eビターラ」のバッテリーはBYDの子会社が製造

スズキ初のBEV(バッテリー電気自動車)モデルとして登場した「eビターラ」。そのバッテリーには、一般的な三元系リチウムイオンバッテリーではなく、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LFPバッテー)が採用されている。

EVに詳しい読者ならばすぐにピンと来るかもしれないが、LFPバッテリーは中国のBYDが強くアピールしている技術であり、eビターラにもBYDが関与している。具体的には、eビターラに搭載されているバッテリーは、BYDの子会社であるFinDreams Battery(通称FDB)が製造しており、スズキがこのバッテリーを購入し、自車に搭載している形となる。

ただし、既存の汎用品をそのまま転用したわけではなく、eビターラ専用に設計されたバッテリーであるという。容量は49kWhと61kWhの2種類が用意され、現時点で判明しているスペックは以下のとおりである。

49kWh
充電時間(普通充電200V 6kW):約8.5時間
充電時間(急速充電50kW):約55分
航続距離:400km以上

61kWh(2WD)
充電時間(普通充電200V 6kW):約10.5時間
充電時間(急速充電50kW):約55分
航続距離:500km以上

(次のページに続く)

#eビターラ #スズキ #BEV #電気自動車 #SUV

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みんなのコメント

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  • 2025/8/08 21:20

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    発火しないリン酸鉄リチウムバッテリーが重くても現時点ではベスト。発火事故が多いモバイルバッテリーやモバイル扇風機もすべてこれにしてほしい。他の軽量バッテリーの安全なものが出てくるまでは。
  • 2025/8/08 19:26

    違反報告

    リン酸鉄リチウムイオン電池は、0℃を下回ると充電できないという大きな弱点があるんだけど、電池を温めるヒーターを内蔵するなどの対策はされてるのかな?
  • 2025/8/08 21:08

    違反報告

    スズキはシャシの前後部分を含むプラットフォームを担当して、電池搭載部分シャシと電気系の設計はトヨタとBYD協業設計ののbZ3セダンだろうから。インドの暑さとメンテナンス技術力を考えたら3元系は難しい。出来るだけ安全で出来るだけノーメンテ。6年なりして次期型の頃ならコバルトレスのニッケルマンガン系なり次世代の廉価タイプ電池になるでしょうし。

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