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トヨタGRMN に一気乗り 味づくりの中間報告!

トヨタGRMN に一気乗り 味づくりの中間報告!

ハリアーハイブリッド譲りのパワートレーンを搭載した『GRMN スポーツハイブリッドコンセプト』は、1300kgのボディをぐいぐいと加速させていく。

やればできる“味づくり”

楽しみにしていた『FRホットハッチコンセプト GRMN』には残念ながら乗れなかった。欧州生産のコンパクトカー、アイゴを後輪駆動化したこのモデルは「若者も手が届く価格150万円のFR車」というテーマで生み出された1台である。

試乗は叶わなかったが、代わりに富士スピードウェイのパドックでトヨタの某役員氏が話してくれた言葉を紹介しよう。「やっぱり走りを楽しむには軽量なFRが一番ですよ。FT-86もやっているけれども、あれでもまだ重いね(笑)。1トンを切るようなFRをやりたいねえ。」

GRMNについて語る上では、まずその前提としてG'sの存在がある。今後は多くのモデルにスポーツコンバージョン車として基本的にトヨタ車の生産ライン上で生産されるG'sが設定され、中でも特に走りの磨き甲斐があるモデルには、よりスペシャルな存在であるGRMNが用意される。そんな展開になるのだろう。

G'sについては色々な意見があるし、筆者自身もcarviewにて厳しいことを書いた。要約すれば、それは「ノーマル車でこのぐらいのレベルに到達していてほしい」ということだ。

しかし、トヨタという大組織の中ではこれまで出来なかった「走りの味づくり」を、G'sによって実現できる可能性があるということ、そしてそれが市場で支持されれば、今後のトヨタ本体のクルマづくりも変わっていくに違いないということには期待もしている。…と言うよりも、そうでなければ意味は無い。

それが実現した時にはG'sは更に高みを目指せるのだろうし、あるいはGRMNという枠組みにおいては、それこそFRホットハッチコンセプトGRMNのような飛び切りスペシャルなモデルすら、現実のものとできるようになるのかもしれない。すぐにでも楽しいクルマは欲しい。でも、順番としてはまずそれが先だろう。こんなクルマ達に乗せて、大いに期待させたのだ。トヨタには、そうなってもらわければ困るのである。

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