ノア/ヴォクシーでG's 発進、その“味”とは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
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年頭の東京オートサロンで発表されたトヨタのスポーツコンバージョン、つまり市販車をベースとしたスポーツ特装車“G SPORTS”が、いよいよ姿を現した。その第一弾は意外にもミニバンの代表選手、ノア/ヴォクシーである。
基本仕様はいずれも共通。外装は車高ダウンの他に専用のグリルや押し出しの強い前後バンパーなどでコーディネートされ、室内も黒を基調に各部の赤いステッチ、やはり赤が織り込まれたシート地などでまとめられている。
しかし特徴は見た目ではなく中身である。ベースとなる“G's”では専用のスポーツサスペンションの他に、ドア開口部やフロアの溶接を増やしてボディ剛性向上を図っている。さらに“G's Version EDGE”では、フロア前後にブレースを渡し、ボディ自体の減衰特性を制御するヤマハ製パフォーマンスダンパーを装着。床下の空力パーツ、18インチタイヤ&専用アルミホイールまでセットとしている。
それでいて価格上昇は、“G's”で約30万円、“G's Version EDGE”で約60万円に抑えられている。これは開発から生産まで、すべてトヨタ自らが手掛けるからだ。
それにしてもトヨタは、なぜ“G's”をノア/ヴォクシーという走りのイメージとは対極と言ってもいいクルマから導入したのか。開発を担当したトヨタ スポーツ車両統括部 グループ長の弦本(つるもと)氏は「多くのユーザーに、G'sを“走り好きのための特殊な存在で、自分には関係ない”と思ってほしくなかったのです」と言う。要するに興味があれば、見た目からでもこの世界に入ってきてほしいということである。
“G's”の走りのとりまとめを行なっている堀氏も「最初はなんでノア/ヴォクシーなのかと思いました。でも、こういうクルマが良いクルマになったら、いいじゃないですか」と言っていた。それに関しては、まずは賛成である。さて、では実際にこのG's第一弾モデルは、いいクルマに仕上がっているだろうか。
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