新型「エルグランド」どうなるの?をウルトラ妄想で大胆予測。注目の“第3世代e-POWER”でアルヴェル猛追なるか
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 149
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 149
さて、そんな次期エルグランド(仮称)に関する公式な情報として判明しているのは2点。ひとつは「2026年度に登場」ということ。もうひとつは「第3世代のe-POWER」を搭載するということ。
e-POWER(イーパワー)っていうのはシリーズ式ハイブリッド(エンジンが発電機に徹して駆動力はすべてモーターが生むハイブリッド)の日産式の呼び名。すでに「ノート」をはじめ「エクストレイル」や「セレナ」に搭載され、ドライバビリティの良さもあって世間からも好意的に受け止められていますね。ガソリン車とe-POWERが選べるセレナではe-POWERのほうが売れ筋になるなど、完全に市民権を得ているといっていいでしょう。
そんなe-POWERの良さは気持ちのいい加速のほかにパワートレインの静粛性の高さ、さらに市街地での燃費の良さなどもあります。が、高速燃費があまりよくないのが難点。モーターで駆動力を生み出す方法は低中速域の効率はいいけれど高速走行時に効率が悪くなってしまうのです。
しかし、次期エルグランド(いちおう仮称)に搭載すると宣言された“第3世代のe-POWER”は、最初のノートe-POWERに積んだ“第1世代”と比べると20%、現行タイプの“第2世代”と比べると10%も燃費が向上し、コストも第1世代比で20%下がっているのだとか(コストというと一見ユーザーに関係なさそうですが実は車両価格を抑えるのにつながる)。
これまでe-POWERが苦手としていた高速燃費も向上しているというから、楽しみでしかないわけですよ。
(次のページに続く)
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