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新型アテンザ、ディーゼルか? ガソリンか?

新型アテンザ、ディーゼルか? ガソリンか?

ワゴン 25S L Package(300万円)

選ぶべきはガソリンか? ディーゼルか?

次に乗ったのは2.5Lガソリンエンジンに6速ATを組み合わせたワゴン。新型アテンザは5ドアハッチバックの「スポーツ」を廃止し、セダンとワゴンの2車種にラインナップを整理してきた。聞けばスポーツの販売状況が芳しくなかったためとのこと。スポーツがもっていたスポーティでカジュアルなデザインテイストはワゴンに受け継がれたが、個人的にはスポーツがいちばん好きなモデルだったので、少々残念な要素ではある。

もう一点、気になるのはセダンのボディサイズが日本で使うにはいささか大きすぎること。4860mmの全長と2830mmのホイールベースは、セダンのメイン市場となる北米と中国を意識したもの。それに対し、欧州を意識したワゴンは全長4800mm、ホイールベース2750mmに収まっている。1840mmという全幅を含め、それでも依然として大きいなとは思うが、ワゴンの場合、遊び道具をたんまり積み込める広大なカーゴスペースやワゴンならではのゆったり感など、大きさがユーザーメリットにつながる要素もある。

その点、セダンはたしかに後席は驚くほど広大だが、日本で使うには無駄に大きいと感じてしまう。アテンザは世界を見据えたグローバルカーだけに日本だけの事情を考えるわけにはいかない。それは重々承知しているが、僕を含め、日本にはワゴンより小ぶりで引き締まったスポーツセダンを求める人のほうが多いのではないだろうか。

それはさておき、2.5Lガソリンエンジンを積むワゴンの走りもなかなか気持ちがいい。トルクこそディーゼルに大きく見劣りするが、粒がきれいに揃った回転フィールや優れた静粛性、トップエンドの伸びきり感はやはりガソリンに軍配があがる。圧倒的なトルクの厚みを重視するならディーゼルだが、だからといって2.5Lガソリンのトルクが細いわけではない。必要にして十分プラスαの動力性能と、スムースさ、深夜帰宅時のアイドリング音を含めた静粛性を重視するなら、2.5Lガソリンを選ぶ価値は大いにある。強力なトルクが常にスタンバイしているディーゼルは力強さが売り。それに対し、2.5Lガソリンを積むアテンザの走りは軽快かつジェントルに仕上がっている。

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