新型アウディA6アバントは操作フィール、乗り心地、運転支援などあらゆる面で完成されていた
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:篠原 晃一
路上に出て真っ先に感じるのは、滑るような乗り心地だ。停止状態から加速、巡航状態に至るまで、抵抗というものがほとんど感じられず、すーっと前に出る。
アウディA6は、単に乗り心地がいいという領域を超えている。路面からのショックを上手に緩和して、ボディの揺れもすぐに収まる、というだけでなく、まるでタイヤと路面の間に隙間があるかのように滑らかに前へ進むのだ。先に日本でのデビューを果たしたA8でも同じことを感じたけれど、これほどの滑らかな乗り心地を提供するクルマは、あまり記憶がない。
「この乗り心地、さすがエアサス!」と思ったけれど、「S Line」仕様は通常のコイルスプリングと、可変ダンパーの組み合わせだという。自身の不明を恥じるとともに、金属バネでもこれだけの乗り心地を実現できる技術力に驚いた。この心地よさがあれば、自動運転の世の中になってもアウディらしさは保たれるのではないか。
その自動運転であるけれど、アウディA6にはA8やA7スポーツバックと同様に、機能としてはレベル3の自動運転が可能なセンサー技術が搭載可能となっている。レベル3とは簡単に言うと、ドライバーが運転に復帰できる状態であればハンドルから手を離してスマホをいじることが許されるという段階の自動運転だ。
なぜレベル3が実現しないのかといえば法で認められていないからで、これは日本だけでなく全世界で共通だ。法規、保険制度、そして社会が受容するかどうかなど、自動運転の実現にはもう少しだけ時間がかかりそうだ。
乗り心地がいいだけでなく、全長が5mを超える巨体を操っているとは思えないほどコーナリングもスムーズだ。ターンインの瞬間にホイールベースがギュッと縮まったように感じて、コーナーを脱出してストレートを加速する時にはまたホイールベースが伸びて直進安定性が増す。
まるでホイールベースが可変であるかのような不思議な感覚は後輪操舵によるもので、このコーナリングを味わうとやっぱり自動運転ではなくて自分でコントロールしたいと思うから、人間は勝手なものである。
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