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ランクルにまた新型の気配。さらに都会派大型SUVも追加!? 一体どうなってるの?

ランクルにまた新型の気配。さらに都会派大型SUVも追加!? 一体どうなってるの?

コンパクトクルーザーEV

お披露目会場で新たなモデルが予告されていた!

「ランドクルーザー250」と「ランドクルーザー70」、そして新型「センチュリー」と、最近のトヨタは魅力的なSUVを連続して発表しています。

しかし、トヨタのSUV攻勢はまだまだ終わらないようです。

2023年8月に開催されたランドクルーザー250とランドクルーザー70の発表会で、トヨタのサイモン・ハンフリーズ取締役・執行役員 デザイン領域統括部長はランドクルーザーの将来について「カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」コメントしました。

その際、バックスクリーンにはSUVと思われる2つのクルマのシルエットが映し出されていました(※下の動画の18:40あたり)。このことから、近い将来、ランドクルーザーシリーズにさらなるモデルが登場する可能性が高いことがうかがえます。

>>ランドクルーザー250ってどんなクルマ? 今わかっている情報はこちら
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>>センチュリーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら

コンパクトなクロカンSUVと、大型の都市型SUVが準備中?

2つのシルエットを詳しく見ると、一方はショートホイールベースのコンパクトSUV、もう一方はロングホイールベースのラージSUVであることがわかります。

コンパクトSUVのほうはボディラインのほとんどが直線で構成されており、垂直に切り立った背面部に背負ったスペアタイヤや高い最低地上高などから、伝統的なクロカンスタイルのボディをもっているように見えます。

一方、わずかに見えるヘッドライトには、LEDによると思われる逆コの字型のデイタイム・ランニング・ライト(DRL)を確認することができます。

対するラージSUVのほうは、「トヨタ ハリアー」などの都市型SUVのような流麗なボディラインをもっています。また、シャークフィンアンテナも見られることから、かなり現代的なデザインであると言えそうです。

>>ハリアーってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら

また、フロントマスクはグリルレスのデザインとなっている点を見ると、この新型SUVがBEVであることが予想されます。

どちらのSUVも、既存のランドクルーザーシリーズとは似ても似つかないシルエットをもっているほか、デザインやパワートレインの面でも先進的なモデルであることが示唆されています。

「ランドホッパー」と「ランドスケープ」が意味するものは?

トヨタが2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」では、多くのコンセプトBEVが発表されユーザーを驚かせました。

そのなかのひとつである「コンパクトクルーザーEV」と「bZ ラージSUV」は、今回登場したコンパクトSUVとラージSUVにシルエットがよく似ています。

<コンパクトクルーザーEV>

<bZ ラージSUV>

また、2022年には、欧州トヨタからコンパクトクルーザーEVの具体的なデザインが公開されています。詳細なボディサイズやスペックについては明かされていないものの、その名前のとおり、コンパクトなBEVであることはたしかです。

さらに、トヨタは8月から9月にかけて、「ランドホッパー」と「ランドスケープ」という2つの名称を新たに商標登録しています。

商標登録はカテゴリーごとにおこなわれますが、この2つの名称はどちらもは「第12類(乗物)」に区分されており、「自動車並びにその部品及び附属品、二輪自動車・自転車並びにそれらの部品及び附属品」に対して用いられるものとして登録されています。

「大地を跳びはねる者」という意味をもつ「ランドホッパー」と、「雄大な景観」といったニュアンスを含む「ランドスケープ」は、それぞれ今回登場したコンパクトSUVとラージSUVのイメージと合致します。

これらの情報を総合すると、近い将来、ランドクルーザーシリーズに「ランドホッパー」という名のコンパクトSUVと「ランドスケープ」という名のラージSUVが追加され、さらにそれらはBEVであるという可能性は非常に高いと言えそうです。

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ランドクルーザーシリーズに電動バイク追加の可能性も?

とはいえ、現時点でトヨタからこの2つの新型SUVについて正式なアナウンスがあるわけではありません。

また、「ランドホッパー」や「ランドスケープ」が新型SUVの名称とならない可能性もあります。

たとえば、新型SUVのシルエットが映し出された際、その中央にはバイクのようなものにまたがる人も同時に映し出されていました。

このバイクをよく見ると、前が2輪の3輪型となっておりさまざまな地形に対応していることがわかります。さらに、フレームの一部が太くなっていることから、バッテリーを備えた電動バイクであることが予想されます。

コンパクトクルーザーEVやbZ ラージSUVが、ハンフリーズ氏のいう「カーボンニュートラルへのさらなる提案」や「より手に入れやすくできないか」という発言に合致しているのは言うまでもありませんが、その一方で、この電動バイクもまたハンフリーズ氏の発言を踏襲したモデルと言えます。

つまり、「ランドホッパー」や「ランドスケープ」という名称が、この電動バイクに対して用いられる可能性も十分にあります。それ以前に、ランドクルーザーシリーズのなかに電動バイクが加わるとすれば、それはユーザーにとって大きな衝撃を与えることになりそうです。

くしくも、2023年10月には「東京モーターショー」から名称を変えた「ジャパンモビリティショー」が開催されます。もしかしたら、この電動バイクは「モビリティ」を象徴する存在としてお披露目されるかもしれません。

いずれにせよ、トヨタからの続報が待たれます。

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