日本限定ガヤルドは日の丸風。歴代ランボも
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
製造年:1974~1978年
エンジン:4.0リッターV12
最高出力:375ps
最高速度:315km/h
製造台数:152台
ベルトーネがデザインしたクンタッチは、ランボルギーニの名声をひと際高めたモデル。
モデル名のクンタッチ(日本ではカウンタックと呼ばれているのはご存じの通り)とは、驚いたときに思わず発するイタリアのピエモンテ地方の方言で、プロトタイプの第1号を目の当たりにしたコーチビルダー(車体製造者)のスタッフが実際に発した言葉だという。
フェルチオ・ランボルギーニは、これを気に入り、車名として採用することとなった。全高は1メートルをわずかに超える程度で、大胆なウェッジシェイプが外観上の大きな特徴。300km/hを上回る最高速度の達成や技術的成熟度の高さは、ランボルギーニ史上もっとも重要なエンジニア兼テストドライバーの一人と言われるボブ・ウォレスの貢献により実現したという。
有名なランボルギーニの「シザー」ドアが初めて採用されたのも、このクンタッチ。モデル名に付くLPとは、Longitudinale Posteriore(縦置き/リヤ)の略で、横置き搭載のミウラとは一線を画していることを示す。クンタッチ以降のモデルは、すべてこの縦置きのエンジン・レイアウトを踏襲している。
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