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新型リーフは航続距離400kmに。自動駐車やeペダルなどの新機能も注目

9月6日、日産は2世代目にフルモデルチェンジした電気自動車「リーフ」をワールドプレミアしました。航続距離が400kmに伸び、モーターパワーも向上、プロパイロットや自動駐車機能などの先進装備を搭載しています。日本発売は10月2日。本記事ではオフィシャル画像とスペックを中心に紹介します。

新型リーフの主なトピック

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・バッテリー容量が40kWhに。※初代は~30kWh
・航続距離が400km(JC08モード)に。※初代後期型は280km
・高速道路の同一車線内を半自動走行するプロパイロットを搭載。
・駐車操作を自動で行なうプロパイロット・パーキングを搭載。
・アクセルペダルで停止までコントロールできるe-Pedalを搭載。
・2018年にハイパフォーマンスモデルが登場予定。
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新型リーフは2015年の東京モーターショーで発表された「IDSコンセプト」を踏襲したスリークなエクステリア・デザインになりました。欧州で発売されている「マイクラ」にも似ていますね。

航続距離、充電性能、駆動パワーがすべて向上

航続距離は400kmと、初代リーフが発売された当初(200km)の2倍を実現。その後改良を重ねた最終バージョン(280km)と比べても30%拡大しています。バッテリー体積は変わらないものの、電極材などの改良で容量を引き上げています。充電性能も向上し、30分充電時の航続距離も倍近く拡大。また、最高出力100kW(80kW)/最大トルク320Nm(254Nm)とパフォーマンスも大きく向上しています。※()内は初代リーフ。

ニッサン インテリジェントドライブを搭載

ドライバーをサポートする3つの先進技術「ニッサン インテリジェントドライブ」も搭載。1つ目は半自動運転機能の「プロパイロット」で、高速道路の単一車線であればステアリング・アクセル・ブレーキなどを自動制御します。※セレナやエクストレイルに搭載されたものと機能は同じ。

2つ目は日産初(国内メーカー初)となる本格的な自動駐車機能の「プロパイロットパーキング」で、後ろ向き/前向き/縦列の各駐車操作を、駐車開始から完了まで自動で制御します。このシステムではアクセル・ブレーキ・ハンドルはもちろん、シフトチェンジやパーキングブレーキまでを自動制御。その際にドライバーが行う操作は、わずか3ステップです。

3つ目はアクセルの操作だけで発進・加速・減速・停止までをコントロールできる「eペダル(e-Pedal)」。新たに減速時に回生ブレーキと合わせて摩擦ブレーキを併用することで「ノートeパワー」(回生による減速のみ)より停止力を高め、ほとんどのシーンでワンペダル操作が可能になり、坂道でもアクセルペダルを離すだけで停車保持ができます。

歩行者にも対応する自動ブレーキ、後側方車両検知警報、移動物検知機能付のアラウンドビューモニター、インテリジェント ルームミラー、進入禁止標識検知、踏み間違え衝突防止アシスト、後退時車両検知警報などの先進安全機能も搭載しています。

全車FF、3グレードを設定

グレードは「S」(315万360円)、「X」(351万3240円)、「G」(399万600円)の3タイプですべてFF。日産は初代リーフの3~4倍の販売台数は目指したいという意気込みを見せているようです。

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