白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
掲載 carview! 文:伊藤 梓 2
掲載 carview! 文:伊藤 梓 2
SFでは、ここ数年TEAM MUGENの野尻智紀選手が、2023年は病欠なども重なり惜しくもチャンピオンを逃しましたが、2021~2022年に2年連続でチャンピオンを獲得するなど目覚ましい活躍を続けています。今年は、やや苦戦するレースもありましたが、Rd.7終了時点ではランキング3位でトップ2人を追いかけています。
そして、今年抜群の活躍を見せているのは、ランキング2位の「DOCOMO TEAM DANDELION RACING」の牧野任祐選手と、ランキングトップの「VANTELIN TEAM TOM’S」の坪井翔選手です。
牧野選手は、今年の第2戦で自身初の優勝を飾り、第5戦でチームメイトとのバトルを制して2勝目を獲得。牧野選手は、スーパーフォーミュラ参戦6年目にして、今年ようやく優勝を掴み取った苦労人。初優勝の際に「もう俺勝てないと思ってた、SF。アレックスも勝って、都史樹も勝って、仁嶺も勝って、格之進も勝って……もう俺絶対勝てないと思ってた!」と、牧野選手が号泣しながら話したチーム無線にはレースファンなら誰もが涙したのではないでしょうか。「牧野選手にチャンピオンを獲ってもらいたい」と応援しているファンもきっと多いはず。
そして、2戦を残して2位の牧野選手に14.5ポイント差をつけてトップを走っているのは坪井翔選手です。坪井選手は、これまでスーパーフォーミュラのチャンピオン経験はないものの、コンスタントに結果を残しています。
坪井選手の所属するVANTELIN TEAM TOM’Sは、スーパーフォーミュラの前身であるF3000の時代から参戦し何度もチャンピオンを獲得している名門。2023年には、現在F2に参戦している宮田莉朋選手が同チームから出場しチャンピオンとなっています。確かな実力のある坪井選手が、参戦6年目にしてチャンピオンを獲るのか注目です。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>次期GRヤリスはボディ剛性が段違い!? S耐鈴鹿で披露された「工期1ヶ月→3日」に短縮する新溶接が凄い
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
運命はここで決まる!? 日程変更で最終戦ではなくなったスーパーGT第8戦もてぎ……タイトル争いの状況をおさらい
激戦WECはいよいよ最終決戦へ。トヨタ、勝利なら王座防衛「完璧な週末にする必要がある」と小林可夢偉
「2024 SUPER GT 第7戦 AUTOPOLIS GT 3HOUR RACE」10番手スタートから荒れまくったレースを見事制したDENSO KOBELCO SARD GR Supraが大逆転勝利を果たす!!!
大混戦のレースは予選15位スタートの「VENTENY Lamborghini GT3」が見事な追い上げを見せ今季2勝目を獲得!スーパーGT第6戦SUGOラウンドGT300クラスリポート
スーパーフォーミュラ観戦記 人気のベテラン選手が奮闘 秋のサーキットはレース以外のイベントも充実
埼玉Green Braveがスーパー耐久ST-Z連覇「昨年より苦しかった」なかで最終戦前に王者を決める
WEC最終戦開幕、新時代の王者はポルシェか、トヨタか、フェラーリか【バーレーン8時間 プレビュー】
J-GP3でV4。速さは互角も強さで王座を獲得した尾野弘樹の作戦「2パターン考えていた」/全日本ロード
「勝つまで絶対やってやる」思いが結実。S耐第6戦でOVER DRIVEのロードスターRFがST-4初優勝
小椋藍選手がMoto2チャンピオン獲得!!「3度目の正直」に必要だったものとは【MotoGP第18戦タイGP】
WRC王者ロバンペラ、F1挑戦にも興味示す「やってみないと本当に自分に合うかどうかは分からない」トヨタのハース提携で道は開ける
スーパー耐久第6戦岡山|33号車 Craft-Bambooが追い上げ勝利。ST-Zクラスは52号車埼玉GBが連覇決める
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
なぜトヨタは「F1復帰」と言わなかった? GRとハースが組む莫大なメリットと、そこに込めた豊田氏の想い
新型「1シリーズ」は未来的な内装や質感高めの外装で“映え度”アップ。攻めの日本価格も注目
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
439万円でもお買い得!? 新型「セレナ オーテック・スポーツスペック」は上質さと走りのバランスが絶妙だった
【劇的】新型ロードスター、CN燃料、恐怖のウェット、マツダとの激闘…メディア4耐は今年も皆んな笑顔になるレースだった!
高性能の先の極上カーライフ。今井優杏が南仏で味わい感じた「ミシュランが長年愛される理由」とは
“クルマ日本一”を決めるCOTYはどんな基準で選ばれるのか? 今年の10ベストも予想してみた
現場が自ら教えてくれるクルマ作りの体験コンテンツ山盛り! ル・マンの名車も駆け抜ける「マツダファンフェスタ2024」レポート
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!