「サクラ」よりおトク。航続距離もサイズも絶妙に“日本向け”なヒョンデの本命「インスター」登場
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 61
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 61
絶妙なサイズと価格感をもった輸入BEVであるインスターには、いまのところ明確なライバルがいません。
たとえば、サイズ感や価格が近い日産「サクラ」と比べると、その航続距離で大きな差をつけています。
サクラに搭載されるリチウムイオンバッテリーは20kWhのものであり、その一充電走行距離(WLTCモード)は180kmとなっています。
一方のインスターは、49kWh(「カジュアル」のみ42kWh)のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
発表時点では一充電走行距離(WLTCモード)は公表されていませんが、海外仕様のインスターでは49kWhのもので355kmの一充電走行距離(WLTPモード)となっており、サクラを大きくしのぐことは確実です。
実際の航続距離は使用環境によって多少前後するものの、少なくとも日常的な利用においては必要十分以上のレベルにあると言えそうです。
航続距離という意味では、40kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する日産「リーフ」の一充電走行距離(WLTCモード)は322kmとなっており、インスターとほぼ互角ですが、リーフの価格は408万1000円からとと100万円以上も割高です。
また、インスターとリーフではサイズ感が異なるうえ、デザイン面でも大きな違いがあることを考えると、両車が直接競合するケースはそれほど多くはないかもしれません。
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