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改良版メルセデスCクラスのマイルドHVは街中での快適性に優れるが気になる要素も

改良版メルセデスCクラスのマイルドHVは街中での快適性に優れるが気になる要素も

C200 アヴァンギャルド

新機構のBSGと48Vシステムはスムーズな走りに寄与

そして今回の変更のハイライトが、売れ筋グレードとして設定された新生C200の登場。BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)という、新機構を取り入れた動力源が搭載される。これはEクラスのAMGやSクラスにいち早く取り入れられたISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)の弟分に相当するようなシステム。大雑把に言えばISGよりシンプルなマイルドハイブリッドと捉えると良いだろう。

一般的なクルマが使う12V電源で動くエンジン始動用の電動セルモーターに代えて、48Vの高電圧で動くモーターを使い、本格ハイブリッドの駆動モーターほどではないが、クルマの発進や加速の短時間の補助に十分なトルクを生み出している。48Vは高電圧扱いにはならないので、本格ハイブリッド車が使う専用の通称“オレンジ配線”などのコストの掛かる安全設計も必要もなく、低コストで電気モーターの恩恵を受けられるのだ。

この電動モーターは最高出力こそ14psと小さいが、瞬間的には自然吸気エンジン換算で排気量1.5Lに相当する最大トルク160Nmを発揮。主力動力源のエンジンは最大出力184ps、最大トルク280Nmを発揮する1.5Lターボで、ターボラグが小さく、低回転からスムーズに過給圧を高められるツインスクロールターボを使っているが、それでも信号待ちからのスタート時などではもたつきやすく、そこをBSGが補うのだ。

それにより本格ハイブリッド車のような、アクセル操作にモタつき感のないスムーズな走り出しを実現。またアイドルストップからの再始動では、始動性が上がるのはもちろん、トルクがより小さい一般的なセルモーターやオルタネーター特有の無駄な(エンジン始動時の)振動を減らせるので、これであればアイドルストップのブルブル感がいやで機能をオフにして使っていた方も受け入れられるだろう。何にせよ街中での快適性、走りやすさ、特に速度コントロール性が上がり、さらに言えばシフト変速、特に1、2、3速がスムーズになった。

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