新型MINIの変えたこと・変えなかったこと。デザイナーが語る、いま再評価される普遍の価値とは
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:BMWジャパン、編集部 9
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「MINIの日」に合わせて来日したMINIデザイン部門の責任者を務めるオリバー・ハイルマー氏は、「MINIブランドを決定づけるものは、単なるデザインだけではなく、カリスマ的なシンプルさやクリエイティブなマインドセット。そこには大切な4つの価値感が存在する」と話す。
オリバー氏によると、4つの価値観とは次の通り。
1:ハートビート(ワクワクさせるような感情の昂り)
2:キュリオシティ(好奇心)
3:レスポンシビリティ(責任)
4:デアデビル(大胆に挑戦する意識)
新型では、丸いヘッドライトやグリルの形は60年代のMiniに近づけ、テールライトのユニオンジャックを先代から引き継ぐなど、MINIのヘリテージを大切にしている。
一方、リアのフェンダーラインなどで視覚的に重心高を下げ、ゴーカートフィーリングといった走りの良さをアピールしつつ、大胆に加飾を削ぎ落としシンプルな面構成とすることで洗練された新しさをアピールしている。
なお、BEVモデルはブラックのフェンダーや握るタイプのドアハンドルを空力性能の向上のために廃し、ガソリンモデル(写真:34~47枚目)との差別化を図っている。
インテリアは、スマートウォッチのような直径240mmのセンターディスプレイが特徴的。オリバー氏は「ほぼ全ての要素を取り除いた」と笑いながら語ってくれたが、ハンドル奥のメーター類をなくし、必要最小限のエレメントで全体を構成しつつ、リサイクル材を多用するなど、環境負荷を抑え社会的責任(レスポンシビリティ)も追求している。
オリバー氏によると、性能的にどんなに魅力的な素材であっても、レスポンシビリティから逸脱し環境的に悪ければ使用を見送ったとのこと。今回クロームパーツを一切使用していないのも、環境への配慮からだそうだ。
(次ページに続く)
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