キャデラックATS、プレミアムセダンの渋い選択肢
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
静粛性に関しては、オーディオメーカーのBOSEと共同で開発したアクティブノイズキャンセレーションシステムが明らかに効果を発揮している。これは車載のオーディオ用スピーカーから騒音を打ち消す音を出すことで人間が騒音を感じなくなるという仕組み。近頃、他メーカーもこぞって用いているやり方だ。この仕組みを使うことで遮音材を減らすことができ、軽量化にもつながるという。軽量化と静粛性改善はどちらかというと相反する項目のはずだが、音響によって両立を図るとは、ハイテクって素晴らしい。
前述したように最大トルクが10%ほど向上したが、ATSは元々トルキーなので明確な違いは感じ取れなかった。欧米のメーカーがこぞって採用する2リッター直4ターボの中でも、キャデラックのエンジンはレスポンシブで力強い部類に入る。振動も少ない。快適かつ安定感のある足まわりや充実した安全装備のおかげもあって、ついついアクセルペダルを踏み込んでしまいがち。理性が求められるサルーンだ。
左ハンドルしか設定されないことと、アイドリングストップが備わらないことは、日本市場でのビジネスを考えると多少不利と言わざるを得ない。ただ、逆にその2点が苦にならない人にとっては、ジャーマン・プレミアムと比べても遜色ない出来栄えでありながら、街でしょっちゅうすれ違う心配もない、渋い選択といえる。仲間に「その手があったか!」と言わせたい人にオススメしたい。
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