メガーヌRS・速攻試乗 ザ・エンターテイメント!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
メガーヌはVWゴルフやプジョー308と同じCセグメントに属する量産モデル。欧州では5ドアハッチバックを中心に、ステーションワゴン、クーペ、クーペカブリオレの4つのボディタイプがすでに販売されている。今回日本に上陸したのは、クーペをベースにルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポール(RS)が仕上げた高性能モデルである。
驚いたのは、量販を期待できる5ドアハッチバック(日本導入は11年半ばの予定。その他の導入計画は未定)をさしおき、一部のマニア向けともいうべきRSの輸入が真っ先に始まったことだ。まずは売れ筋モデルを入れ、次に尖ったモデルというセオリーをあえて崩した理由は、日本の市場特性と、ルノージャポンのブランド戦略にある。
冒頭でルーテシアRSの日本での人気ぶりに触れたが、それは数字でも裏付けられている。驚くことに日本人は世界で3番目にたくさんのルーテシアRSを買った国民なのだ。1位は地元フランス、2位はイギリス、3位が日本で、ドイツ、イタリアと続く。ちなみにゴルフのGTI比率が世界でもっとも高いのも日本。そう、クルマ離れなんてどこ吹く風とでも言うように、日本人はまだまだクルマに対して熱きハートを持ち続けているのである。
そんなところに注目したのがルノー・ジャポン。具体的には、ホットハッチ界でのナンバーワンを目指すという。そのためには、ルーテシアRSが抜けた穴をできるだけ早く埋める必要がある。それが、5ドアハッチバックではなくRSを真っ先に導入した理由のひとつだ。
メガーヌRSのメインターゲットとなるのは、40代後半以降の子離れ層。この年代はクルマに対する関心が強く、スポーティなクルマや個性的なクルマを欲しがっている人が多い。平日は家族のために一生懸命働き、休日にはミニバンで家族サービス。そんな時代を送ってきた人が、子離れを機に自分が楽しめるクルマ、自分が輝けるクルマに乗り換えるケースが増えているのだ。とはいえ子供はまだ同居しているから2シーターというわけにはいかないし、高性能セダンは値段が高すぎる。そんな人におあつらえ向きなのが、この種のホットハッチというわけである。
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