メガーヌRS・速攻試乗 ザ・エンターテイメント!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
まずはとくと写真をご覧頂きたい。僕はひと目見て大いに気に入ってしまったのだが、皆さんはどうだろうか? バンパーをブラックアウトした顔つきもいいが、最高にイカしているのが斜め後ろから見たときの姿だ。フロントウィンドウからリアエンドへと続く美しいライン、キュッと引き締まったキャビンとワイドなフェンダー&サイドシルガードが生みだす低重心感、複雑にして美しい面の構成といった基本デザインの優秀性に加え、センター1本出しマフラー、ディフューザー形状のテールエンド、ホイール、ブレーキキャリパーといったディテールの完成度も高い。しばらく眺めていて浮かび上がってきた言葉。それは「ほとんどパーフェクトだな」というものだった。
インテリアは、最新の欧州Cセグメントらしくソフトパッドを多用した質感の高いもの。それをベースに、イエローメーターやセンターステッチ付きステアリングホイール、アルミペダル、レカロ製シートなどでスポーティさを演出している。
ダッシュボード中央部にある「R.S.モニター」には、ブースト圧・スロットル開度・トルク・パワー・ブレーキ圧・油温・吸気温度・ラップタイム・前後横Gモニター・0-100km/hタイム・0-400mタイムなどを表示可能。ESCのモード選択や、アクセルペダルの特性を「SNOW」から「EXTREAM」まで5段階に切り替えできるアクセルペダルマッピングもこの画面上で行う。
コクピットドリルはこの程度にして、いよいよ試乗だ。先代メガーヌRSのホッテストモデルである「R26R」はニュルのFF最速モデルとして知る人ぞ知る存在。新型RSの走りはどれほど刺激的だったのだろうか。
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