「サイバーナビ」2023冬モデルの進化っぷりに触れたら「ナビはスマホで十分」と言えなくなった話

トヨタGR86ユーザーの指名買いも多いサイバーナビの新モデル

その時代の最新技術を駆使し、時にあっと驚く機能を先駆けて採用してきた、カロッツェリアの「サイバーナビ」。10月に最新の2023冬モデル8機種が発売された。

画面サイズは9V型から7V型2D（180mm）まで4種類ラインナップされているが、いずれも先代モデルからの正統進化を印象付ける内容。「サイバーナビ史上最高音質」を謳う音響性能、フリーワード音声検索の進化など、得意のオンライン機能を活かしたコンテンツを、より豊かに、より快適に楽しめるアップデートが加えられている。

今回はその中でも最上級モデルに位置付けられる「AVIC-CQ912III-DC」をさっそくお借りして、新機能を体感する機会を得た。取り付け用の車両として用意したのは、トヨタのGR86。実はGR86はサイバーナビの指名買いが多い車種のひとつだそうで、実際に取り付け性や操作性の面で、非常に親和性が高いことが実感できた。

そのあたりは追い追いレポートしていくこととして、そもそもサイバーナビの何がどうすごいのか。最初にその基本性能について確認していこう。