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新型カングー先行試乗! 文化を味わうフランス旅

カングーに乗る=文化を味わうこと

というわけで新型カングー、ご当地ヨーロッパでは昨年夏に売り出されており、今の経済不況の中、安いだけにそれなりに人気で、日本でも今年秋には入ってくる予定。おそらく今と同様、1.6リッターに、シンプルなATを組み合わせたモデルが入ってくるのだろうが、普通に考えると苦戦が予想される。

それは拡大した横幅がゆえだが、一方、同時に今後ユニークなオープントップモデル、2ドアの「カングー・ビーバップ」が追加されるので、そちらへの期待が高まるだろう。

しかし私、小沢はあえてこのノーマル・カングーも勧めたい。もちろん道が広い地方在住の方や、都内でも運転に自信がある横幅が気にならない人が中心だが、それはカングーが、実用性以上に文化を味わえる希有なクルマだからである。

それはその独特のスタイリングもそうだし、圧倒的な実用性もそう。今回の拡大によってリアのラゲッジ性能は大幅に向上。床面測定で横幅1121×奥行937mm、容量にして660リッターというほとんど軽トラ並みの実用性を得たし、1列目、2列目シートの頭上のモノ入れや、ドアポケットの収納力も強大だ。カングー独特の「道具を使う」という快楽性はさらに増したと考えていい。家族持ちなら、自分の子供達とちょっとしたバイクや自転車を収納して運んで楽しむのもいいだろう。

なにより、ボディが大きくなったのも乗り心地が良くなったのも、全ては生まれの地、フランスがそれを求めたからなのだ。ワインがその地の環境を反映するようにクルマもまた今のフランスを象徴する。

カングーに乗ることは、文化を楽しむこと。それはオーナーだけに許された特権であり、ワインがそれを飲む一瞬だけ楽しいのに対し、クルマはいつでもどこでも乗ってる間中楽しめる、ある意味お買い得な買い物なのだ。

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