【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題

日産 エルグランド

販売回復にフルモデルチェンジは不可欠か

これらのコメントに対して、ある業界関係者は次のように話します。

「オデッセイの販売不調に対して、インターネット上では中国生産が理由とされることが多いですが、それはあまり関係ないと見られます。むしろ、モデルとしての魅力不足が根本的な課題です。

かつてのオデッセイは、低重心で走行性能に優れたミニバンとして高い人気を誇っていました。

しかし、現行モデルは『エリシオン』の後継的要素も合わせ持ち、よりミニバンらしい性格が強まっています。その結果、アルファードのような高級感も薄ければ、従来の走りの個性も弱まり、ラインナップの中で中途半端な位置づけになっています。

その上、現行モデルは登場からかなり時間が経過しており、装備や機能面の古さは隠しようがありません。

そのため、オデッセイが販売台数を回復させるためには、フルモデルチェンジが不可欠であり、根本的な刷新が求められていることは間違いないでしょう」

このように、今回のオデッセイの一部改良に対しては、多くのユーザーから厳しい意見が寄せられています。

現行モデルは2013年に発売されており、すでに登場から12年が経過していることから、「そろそろフルモデルチェンジを期待していた」という声が上がるのは自然な反応といえます。

エルグランドも16年ぶりの新型が発表されたことによって、多くのユーザーから注目を集めています。ブランドが再評価されるためにはフルモデルチェンジが必須というのは、すべてのユーザーの認めるところでもあり、今後の展開に期待したいところです。

（終わり）

（写真：ホンダ、トヨタ、日産）