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異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ

異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ

カレラGTS ※MC後新型

ハイブリッド化したGTSは約200万円上昇

ついにモデル史上初となるハイブリッドを搭載した「ポルシェ 911」が発売されました。ビッグマイナーチェンジとはいえ大きなトピックが複数! という印象ですが、ポルシェファンのみなさまはどうお感じでしょうか。今回は改めてハイブリッド化された911について整理します。

マイナーチェンジしたグレードはベースモデルの「カレラ」と高性能モデルの「カレラ GTS」。カレラの上位グレードである「カレラS」や、超高性能モデルの「ターボ」や「GT3」などは順次追加されていくことになります。

<発売されたグレード>
カレラ|8速PDK||1694万円
カレラ カブリオレ|8速PDK|1943万円
カレラ GTS|8速PDK|2254万円
カレラ GTS カブリオレ|8速PDK|2503万円
カレラ4 GTS|8速PDK|2365万円
タルガ4 GTS|8速PDK|2615万円
カレラ4 GTS カブリオレ|8速PDK|2614万円

価格はカレラで74万円、カレラGTSで195万円の上昇。このうち「T-ハイブリッド」と呼ばれるハイブリッドが911史上初めて搭載されたのは5台のGTSモデルで、ベースのカレラ2台は非ハイブリッドのまま。

<ハイブリッドシステムのトピック>
・マイルドハイブリッド(EV走行やコースティングはできない)
・フラット6の排気量が3.0L→3.6Lに拡大
・エンジンとPDKの間に薄型の駆動モーター(54ps/150Nm)を配置
・小型ツインターボ→大型シングルターボ(電動アシスト付)に変更
・ターボのタービンとコンプレッサーの間にモーター(15ps)を配置
・小型の駆動用リチウムイオンバッテリーは1.9kWh
・従来の12Vバッテリーもリチウムイオンに変更
・システム出力は旧GTS比で541ps(+61ps)/610Nm(+40Nm)と大幅向上

つまりハイブリッド化で追加されたモーターは計2個。1つはエンジンとトランスミッションの間に置かれる駆動モーターで、もう1つはなんと排気ターボにアシストモーターを付けて低回転域でのピックアップを増強。いわば“電動ツインブースト仕様”とでも言うべきユニークな構成です。

駆動バッテリーは1.9kWhとプリウスの半分にも満たない容量なので、長時間このシステム出力が維持できるわけではなく、踏み込んだ時の加速の立ち上がりで大きく差をつけるイメージと思われます。電池は駆動モーターとターボのモーターの両方に電力を供給。この結果、加速性能は旧GTSにかなりの差をつけています。

<911GTSのダイナミック性能>
・0-100km/h加速|3.0秒(3.3秒)
・最高速度|312km/h(311km/h)
※()は旧GTSの数値。

(次のページに続く)

>>新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
>>新型「ポルシェ マカン」発表。4灯ライトほかデザインの完成度に注目

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