フィットシャトル試乗記 「点数評価」もスタート
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:中野 英幸
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最大の特徴であるその室内空間の広さは、実車を前にすると凄い! のひと言。
リアハッチを開けた時の奥行きのある広い荷室や、ハイブリッドモデルではバッテリー等が搭載される荷室床下に用意された、ガソリンモデルの使い勝手に優れる巨大な床下収納。そして後席の座面を跳ね上げ、130cm弱の高さのある荷物も積めるフィットならでは使い勝手など、優れた実用性を備えていることは容易に想像できる。さらに極めつけは、後席をワンタッチで倒すと出現するフルフラットの大きな荷室だ。
長さ2m弱の荷物を楽に飲み込むその広さは、これで積めないものは日常的には無いと思えるレベルで、それをこのボディサイズで感じさせるのが凄い。しかもフルフラット時の床面が、センタータンクレイアウトの採用により地上540mmという低い位置に設定されて荷室高に余裕があるので、いわゆる上げ底タイプのフルフラットの荷室とは実用性が大きく違うことも強調しておこう。
室内で特筆すべきは、フィットよりも室内の造り込みの質感が高いことだ。基本デザインはフィットと同じだが、メーター周りのクローム加飾やハンドル周りのブラック塗装など要所にアクセントが施され、シートに座った時の印象が違う。その背景には、フィットシャトルへの開発者のこだわりがあった。
と言うのも、フィットとフィットシャトルの違いを開発者に聞いたとき、フィットをスモールカーとするなら、フィットシャトルはコンパクトカーだと言っていた。その真意だが、フィットでは経済性を優先して装着されるパーツでも、フィットシャトルでは質感まで求める必要があるということ。具体的な一例としてトランクリッドのキャッチ部を見ると、フィットは素材色むき出しのシルバー系の色だが、フィットシャトルではブラックに塗られている。当然、塗装という行程が加わりコストは上がるが、コンパクトカーであるフィットシャトルでは質感を高めるべく必要な造り込みと言うわけだ。
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