総額ほぼ300万円。今度のカローラは理想の国民車になるか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:望月 浩彦 2
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:望月 浩彦 2
ということで1.2Lガソリンターボの「G」を借り出し、例によって「峠道をぶっ飛ばすのではなく、そのへんの幹線道路や高速道路を普通に(でもたまには少々飛ばし気味に)走り、生活道路ではウルトラ安全運転に徹する」という、日頃のあなたとほぼ同じニュアンスで走ってみた。
そしていきなりの結論となるが、ハードウェア面のみを見るのであれば、カロスポのGは十分以上に「国民車」としての資質があるように思われた。簡単に言うなら「なかなか良い車」ということだ。
まずはその姿形。ややアグレッシブな外観デザインは好き嫌いが分かれるかもしれない。しかし某ハイブリッド専用モデルのような「多くの人に不快感を与える感じ」ではないと、筆者には思われる。
そして内装のデザインと質感も、試乗車に装着されていたいくつかの洒落たオプション装備に助けられている部分も大とはいえ、特に不満はない。欲を言えば樹脂パネルの質感にもう少し「いい物感」があってほしいが、まぁ高級車を買うわけではないので許容範囲とするべきだろう。
走り出してみても、「うむ、なかなか良い車じゃないか」との感慨は変わらない。
自動車評論家諸氏が指摘している「新開発のショックアブソーバー」が利いているのだろうか? 走り出しから巡航速度に乗るまでの感触は非常にしなやかであり、どこか高級車然としたニュアンスすらある…というのは大げさだが、少なくとも足回りとボディからまずまずの「いい物感」は噴出している。
だが大きめの段差をややハイスピードで越える際の感触には結構な雑味があり、ハンドルを切る際の「手応え」のようなものがやや希薄に感じられるのも、この車の残念な部分ではある。
しかし段差問題については「200万円台の実用車相手にナニ細かいこと言ってやがんでえ! こちとら高級車じゃねえんだぞ!」という話であり、ステアリングの手応えについては「好みの問題」だとも言える。
筆者はフォルクスワーゲン ゴルフぐらいの「手応え感」がある車を好むが、逆にカロスポの「軽さ」を好む人だっているだろう。むしろ国民車としてはこのぐらいが良いのかもしれない。常識的な速度で走る限り、この軽めのタッチでも何ら問題はないのだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
スープラ生産終了記念、富士スピードウェイホテルで歴代6車種試乗イベント開催…2026年2月1-2日
ジェットスター「約8年4か月ぶりの新規国際線」開設 行き先は”ポテンシャル最強の観光都市”、時間帯も日本人には超便利!
12年ぶりの大刷新! スズキ「新型“2人乗り”軽トラ」まもなく発売! 斬新マスク&先進メーター採用! めちゃ進化した「キャリイ」ビッグマイチェンモデルに期待大!
オフロード感マシマシ! JAOS、新型トヨタ『RAV4 Adventure』専用カスタムパーツを発売
【MotoGP】シート喪失のオリベイラ「できることは全てしたが、十分ではなかった」最高峰通算5勝までのキャリアには満足感も
マツダは東京オートサロン2026に2025年レース参戦車両と新型CX-5を出展
本気で日本市場攻略!! 日本専用の「軽自動車×スライドドア」モデルがBYDから新登場! JMSに展示されたBYDのクルマたち
ホンダ、問われる部品調達の管理体制、半導体不足で日中工場を一時生産停止[新聞ウォッチ]
常磐線の「激レア行先」復活へ 上野から“太平洋を一望できる絶景駅”まで直通! 来年3月ダイヤ改正で
「水素エンジンバイク」に立ちはだかる障壁と、ヤマハの挑戦…開発者「環境と感動を、どちらも諦めない」
関東由来の名前いまだ無し!「海自の最新ステルス艦」が年の瀬に進水へ 艦名どうなる?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
【EVなんてまだ早い?】そう思う人向けに「ぜんぜん売れてない電気自動車」の意外と悪くない日常メリットを拾ってみた
車高は低くても価格が高すぎ!? 「RS」投入で「ヴェゼル」の販売が好調…装備内容を考えれば「納得」の声
【V10「LFA」超えの可能性?】新型「GR GT」の4.0L V8が“トヨタ最高傑作”と噂される理由。EV時代でもV8を捨てなかった背景に迫る
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤーで2位獲得! 新型「プレリュード」購入者のリアルな声
【アレがない衝撃】アウディ新サブブランドの「E7X」量産モデルが初公開! アウディ伝統“4つのリングが完全消滅”の新顔で2026年発売へ
【正式発売】トヨタ新型「RAV4」がついに登場! 価格は450〜490万円で“最大約64万円上昇”。月販3000台目標も早期完売の可能性濃厚か
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!