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ボディタイプ別売れ筋、国産乗用車の2台に1台が軽に

「グレイス」の登場でセダン市場が拡大

12月の国内新車マーケットは、軽自動車が過去最高を記録するほど絶好調だったおかげで、登録車のマイナス分を補い、全体で前年比微減にとどまった。前年を割った乗用車も、ニューモデルの登場により一部市場が拡大するなど明るい話題も。その状況をボディタイプ別の販売台数からチェックしていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

さて、12月の日本メーカー乗用車(海外生産車含む)の国内販売台数は軽自動車も含めて32万6678台で、前年の同じ時期に比べ0.2%減という結果となった。カテゴリー別にみると、セダン市場に久々のニューカマーとなる「ホンダ グレイス」が登場し、市場が拡大。12月の乗用車全体(軽を除く)におけるセダンの割合は12.5%と今年最大となった。ハッチバックやステーションワゴンはその勢いに飲まれて、やや縮小している。

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