「次期ハリアー」はやっぱり存在する。業界通が語る“消滅説”の背景と、それでもトヨタが作り続けなければならない理由とは?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 27
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それでも、前出の業界関係者は「ハリアーが消滅する可能性は低い」と断言したうえで、次のように続けます。
「そもそも、『ハリアー消滅説』の根拠は、ハリアーというモデルそのものに問題があるわけではありません。
そうしたなかで、30年近い歴史を持つ『ハリアー』の名を捨ててしまうと、ユーザーから大きな反発をまねくことは避けられません。
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また、ブランドは一朝一夕に成り立つものではなく、それはトヨタ自身が一番理解しているはずです。
このように考えると、ハリアーが消滅することはありえないと思います。
ただ、クラウンシリーズと差別化を図るために、モデルとしての性格が大きく変わることはあるかもしれません。
たとえば、BEV専用モデルとなる可能性は否定できません。
あるいは、クラウンシリーズにおける『クラウン セダン』のように、既存のモデルを流用したものとなるかもしれません。
また、フルモデルチェンジ自体をおこなわずに、当面のあいだ現行モデルを販売し続けるということも考えられます」
2025年5月には、ハリアーとプラットフォームを共有する「RAV4」がひと足早くフルモデルチェンジを果たしており、次期ハリアーとの関連性に注目が集まっています。
順当にいけば、2026年度中にも次期ハリアーについて、トヨタからの公式なアナウンスがあると見られます。
どのような変化をたどるにせよ、「ハリアー」の名称が消滅する可能性は低いという意味では、国内のユーザーにとってはひと安心と言えそうです。
(終わり)
(写真:トヨタ、日産、スバル、マツダ)
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