「南青山の一等地にマツダが気合のブランド体感施設を開業」に見る、自動車ブランディングの奥深さ
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:マツダ 18
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:マツダ 18
「CX-60」や「CX-80」に代表される欧州ブランド顔負けの内外装をもった新世代SUVで“プレミアムブランドの世界”へ進もうとしているマツダにとって、一般の消費者にも上質なイメージを持ってもらうのは今後の大前提。しかし、日本では9割以上の人が「マツダ」という自動車メーカーを知っているものの、ブランドとして見られているかというと…そこが弱いのが悩みなんだとか。
そんな“クルマに興味のない” 人々に対して、いきなりマツダ車や技術の話をしてもギャップは埋められないかもしれない。最初はマツダの印象は薄くてもいい、何度か施設に来てくれるうちに「あれはマツダがやっているのか」と知ってもらうことで、マツダブランドへの共感や信頼を育て、将来の買い物リストに載るようになりたい! というのが、マツダ トランス アオヤマ設立の趣旨と言います。
「マツダにとって日本は世界で2番目に大きな市場だが(1位は北米)、ここしばらくはブランドのプレゼンスが落ちてきていると感じている。文化が一極集中する東京でプレゼンスを上げることをトリガーにして、ブランドを立て直したい(意訳)」という毛籠社長のというスピーチからも、売り上高5兆円に届かんとする自動車メーカーでも一筋縄ではいかない “自動車ブランディング”の難しさ、奥深さが伝わってきたのでした。
・・・そんな中、この週末の2/8(土)9(日)開催の「ロードスターとカラーで楽しむ私のスタイル」と、翌2/15(土)16(日)開催の「みんなで創るフラワーアレンジメント」はすでに満員で募集終了となるなど、肝いりのイベントはなかなか人気の模様。
2/22(土)23(日)開催予定の、スマホでドライブ風景や愛車をキレイに撮りたい人向けの「【スマホで簡単!】マツダと学ぶ写真講座」は現在受付中(各日とも午前午後の2部制、参加費無料、応募はHPから)。気になる人はマツダ トランス アオヤマやアイコニックSPの見物がてら訪れて、伊都岐珈琲を味わってみるのもありかもしれません。
というわけでマツダ トランス アオヤマがこの先どんな自動車ブランディングを仕掛けるのか、注目したいと思います!
<マツダ トランス アオヤマ>
・営業時間|8:30~18:30 ※8:30~10:00はカフェのみ
・定休日|月曜日
・住所|東京都港区南青山5丁目6-19
・HP|https://www.mazda.co.jp/experience/mazda_trans_aoyama/
(終わり)
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