【スクープ】新型「911」は前後ライトがシャープに! 初のマイルドHVやフル液晶メーター搭載
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 9
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 9
その後の911とポルシェ社には経営的にも経済的にも波乱万丈の歴史が待っていたが、ともあれ今日では世界で最も愛されるスポーツカー、そしてもっとも利益率の高い優良会社に成長した。ちなみに現在までおよそ120万台の911シリーズが出荷されたが、そのうちおよそ70%が現役であると言われている。
そして誕生以来ちょうど60年を迎えた今年、現行モデル992のフェイスリフトが行われる。まずはベースモデルの「911カレラ クーペ」のデザインからで、今回のフェイスリフトでもっとも目立つのはヘッドライトだ。※写真4、5枚目など。
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これまで通り4灯式のプロジェクターデイライトをもっているが、「タイカン」のようにさらにスリム、精緻で光量が増したものになる。加えてここにはウィンカーライトが内蔵されているのだ。その証拠はここに掲載した最新のスクープ画像からお分かりの通りで、フロントエアインテークグリル内の左右上部にあったウィンカーが消滅している。※写真5枚目。
そして現行型992で強引にカイエンやマカンと同じデザインを押し込まれ不評だったフロント一杯に広がったプラスチック製グリルの形状は改善され、左右の3本の水平バーは5本の縦型ルーバーに置き代わっている。ここに冷却用エアボリュームの増減と空気抵抗のアジャストが可能な可変フラップ機能が組み込まれているのは言うまでもない。
リアにも変化が見られる。スクープ写真ではオプションの固定式スポイラーがマウントされているが、リアウインドウ下のグリルの形状が改められ、その下のボディ幅いっぱいに伸びたリアコンビネーションライトは一層スリムになり、モダンな印象を与えている。エグゾーストパイプは中央寄りに並んでいる。※写真2枚目。
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